• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第78章 ピックアップ御礼 秋と言えば…? お相手:煉獄さん現代パロ



「俺と彼女は今夜は、あの家に
一晩泊まる予定にしてるから。
君がそのつもりなら、来てくれればいい。
みくり、俺の言ってる事は
ちゃんと意味は解ってるだろう?」

そう杏寿郎が
目の前の渡辺に言いながらも
みくりの方にも確認を取って来るから
自分の腕の中で頷いたのを確認すると
視線を渡辺の方へ向けた

「みくりの結婚相手が、
貴方で良かったと俺は、思ってます。
ほら、千咲。あっち、戻ろう。
落ち着いたら、店の方来て貰っていいですか?
俺の造ったクラフトビール、
飲んでやって下さい。奥さんと一緒に」

そう言いながらまだ
しゃくり上げている千咲を連れて
渡辺はあっちへと戻って行ったが

自分の腕の中のこっちは
俺の身体から離れる所か
グイグイと顔と身体を押し付けて来るので

「みくり。あんまり泣くと。
瞼が腫れるぞ?」

「…てない」

「ん?そうか、嘘は良くないぞ?
みくり。俺に顔を見せてくれないか?」

そう促すが逆に縋り付かれて
引き剥がせそうにないなこれは
あんまりこんな方法で
脱力させて引き剥がすのは
後でみくりに不満を訴えられそうだが

「ん、ヤダっ…、まだ、こうして…て!!?」

俺にこのままこうしてて欲しいと
訴えたそうにしている
みくりの耳の縁をスルっと指先でなぞって
腰に回していた手でスリスリと
みくりの仙骨を撫でながら圧を掛けて押す

ビクッと自分の腕の中で
その身体が素直に俺に反応して跳ねるから
感情が昂ってるんだから
その昂りが身体を敏感にするだろうし

「悪いが…、みくり。
俺の方がこのままじゃ無理そうだ」

スルッと耳を撫でていた手が
そっと頬に触れて来て
そのままその手が頬から首筋に降りて
顎を掬い上げて顔を上げさせてくるから

「やっ、杏寿郎…今っ、は、ダメ…ッ」

「今じゃないとダメだろう?
みくり、君は俺の奥さんだろう?」

「だったら、何であんな事言ったりしたの…ッ」

「みくり、俺を避けないでくれ。
強引にはしたくないからな。
みくり、俺を…受け入れてくれ」

俺が顔を上げさせるのを
抗う様にしていた力が抜けるから
そのまま顎を持ち上げて顔を上げさせて

彼女その物を確かめる様に
その唇に自分の唇を重ねて吸い付いた




/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp