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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第78章 ピックアップ御礼 秋と言えば…? お相手:煉獄さん現代パロ



「計画分娩って言う位だから、
産まれる日をこっちが決めるのか?」

「そう、陣痛促進剤で誘発掛けたりとか。
帝王切開は緊急でない場合は、
完全に計画分娩になるけどもね。
その辺りの事とかもね、価値観と言うか
倫理観みたいなのがね?あるでしょ?
その辺りのねリスクを考えて、
産む場所も選ばないとね?」

そう言う言葉の裏には
割とリスキーな意味合いを含んでそうだな
今までの会話の流れ的に
そのNICU勤務の友達の話も
リアルな現場を知ってる
毎日お産を見てる人間の言う事だしな

「まぁ、産む心配をする前に
出来るかどうかの心配の方だよね?普通は」

そう言いながら
こちらに振り返って来たので
その身体をコスモスの陰で
自分の胸の方へ引き寄せる

「だが、どっちにしても、
ひとりじゃないだろう?」

「ひとりじゃ、作れませんし
出来ようもありませんからね」

「みくり、俺が居る」

「杏寿郎、その…
差し当っての話なんだけどね?」

そうもじもじとしながら
頬を染めてこちらに確認したい事が
彼女の方にはある様で

俺が行きの車の中で
子作りをするタイミングを排卵の5日前からと
言ったから差し当って今夜はどうするのかと
俺に確認をみくりとしては
して置きたいと思った様ではあるが

「俺としては、そうしたい所ではあるが…。
その今夜はあの家に泊まるんだし、
君としては離れとは言え
あの家でそうするのは、抵抗があるんだろう?」

あの家でそうする事への抵抗があるなら
あの時の声をあの2人に聞かれたりとか
しないかと言う事への抵抗とか
そうじゃないとするなら 

そうしたくないと思う様な理由として
ある事が俺の中で浮かんで来て

「そうに決まってるしっ、あの2人は
今、お年頃な時期だし…ッ、
おじいちゃんおばあちゃんは良くても…。
いや、あんまり良くはないけどッ」

「理由はそれだけじゃなくて、
他にもあるんじゃないのか?
もしそれが、そうだとするなら…。
俺は今夜は手加減が出来ないかもな?」

みくりがあの家で俺と
そうしたく無さそうにしてる理由は
何となくに俺も悟ってしまって居るから

「杏寿郎…あのね、今夜はその…ッ」

そうやって そうしない方向に
持って来ようとするのも
そのみくりの不安げな表情も
俺に確信を与えるだけでしかない

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