第78章 ピックアップ御礼 秋と言えば…? お相手:煉獄さん現代パロ
「おっ、中条コスモス散歩の
スタンプラリーの紙、持ってるな。
どうだ?焼きミニトマト食べて行かないか?
このイベント会場のブースで
買い物しても、スタンプ貰えるからな」
「もう、そう言う事ね。
じゃあ、おじさん焼きミニトマトと
ミニトマトのフリッター頂戴」
串に刺さった焼きミニトマトと
ミニトマトに甘い衣をつけて揚げた
フリッターを購入して
スタンプラリーの紙のイベント会場と書かれた
枠にスタンプを押してもらう
「なぁ、そのカードにスタンプを
集めるといい事があるのか?」
「ああ、これね?この会場で
集めたスタンプの数だけ福引が出来るんだってさ」
イベントのメインの福引は
このネモフイラパークの前に
ステージを設置していた場所でしている様なので
「じゃあ、もっとスタンプを集めるか?
何か、買いたい物とかあれば買ってもいいが」
そう杏寿郎がみくりに提案をして来て
何となく集まればいいなぁと思って
押してから来たけど
そこまで福引がしたかった訳じゃないし
「それにしても、こう言う
コスモス畑って、ミックスなイメージだけど。
単色で分けてあるのも、珍しいね」
それぞれのエリアに分かれて
単色ずつでコスモスが咲いていて
白いコスモスに始まって
淡いピンク ピンク
濃いピンクと
一段一段色が濃くなって行って
遠くから見るとグラデーションの様になっている
「ネモフィラは一色だが、こうして
色んなコスモスを楽しめるのもいいな。
あっちの方は、八重咲の物や
珍しい種類のコスモスのエリアもある様だな。
折角だし、写真撮るか?」
「それは、各色毎に?あ、あっち
コスモスで出来た迷路があるんだね」
あっちとみくりが指さす方を見ると
背の高いミックスカラーのコスモスが
邪魔にならない様にロープで束ねてあって
コスモスの大きな畑の中に迷路が出来ている
こことみくりが
スタンプラリーの紙を見せて来て
この会場に来てもスタンプが
この先にあるメイン会場で押せるし
ブースでの買い物でも最大で5つ押せて
ワークショップ等への参加や
このコスモス迷路でも貰える様だ
スタート地点でスタッフの人に
スタンプを押して貰おうとして
「すいません、お願いしますって…
誰かと思えば、居るかと思ったけど」
「ああ、あの時の西井君か…」