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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第78章 ピックアップ御礼 秋と言えば…? お相手:煉獄さん現代パロ



祖父と並んで縁側に座って
お茶を飲む

「で、みくり。
ひ孫の顔を見えるのは、
いつ頃になるんだ?わしも
それなりにいい歳なんだから…」

「ええっ、いや、それはね。
おじいちゃん、これからっ、
うん、そうこれから…だから」

今度は祖母がザルの上に
山盛りになった枝豆を持って来て

「きゃあああ。黒枝豆っ!!
やったぁ、待ってました、それが
食べたかったのぉおおおッ」

みくりのあの
テンションの上がり様どうだ?
もう味は保証されてるな


黒枝豆の


さっき車で下条市で調べたら
枝豆渋滞に巻き込まれてる
Twitterが数件投稿されてたからな

「黒枝豆って言うのはね、お正月に
黒豆食べるでしょ?あの豆の若いヤツね。
だから、こうして、外の皮を取ると」

そう言いながらみくりが
茹でたてのまだ温かい枝豆の
外の皮から 内側の皮に包まれた
枝豆を一粒取り出して手の平に乗せて

こちらに見せて来る

黒枝豆について尋ねた時に
黒いと感想を言って居たが

「確かに、普通の枝豆と違って
粒を包んでる皮がグレーだな」

「ん?アンタ、黒枝豆は初めてなのか?」

お茶を飲んでいた祖父が
杏寿郎にそう尋ねて来て

「え、ええ。不思議と
近くに住んで居ながら縁がなくて」

「そうだよ、市場に出回らないから
こうして、渋滞してまで買いに来てるんだよ。
下条の中でも元下沢地区の枝豆が
一番って言われてるからね。
元下沢のお目当ての農家さんの所まで
枝豆買いに行ってるんだよ」

みくりがそう言いながら
片手に新しい枝豆を握って
皮を入れる入れ物にドンドン
空になった皮を入れて行くから

「ああっ、みくりちゃん、
一人で枝豆食ってるじゃん。
俺も食うし、食いたいし、食うわ」

「あら?慎ちゃんも食べるの?
慎ちゃんとみくりちゃんが食べたら
無くなっちゃうわよ?2人共大好きだから。
ほら、辰くんも、枝豆食べる?」

お茶を台所で飲んでいる辰巳に
祖母がこっちで一緒に枝豆を食べないかと
声を掛けて居て

「俺は要らない。その代わり
こっち、何個か貰っていい?茹で栗」

「杏寿郎~、こっち来て
杏寿郎も枝豆祭りしようよ~。
美味しいよ、黒枝豆」

凄い勢いで慎司が枝豆を平らげて
山盛りの枝豆がごっそりと減っていて




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