第78章 ピックアップ御礼　秋と言えば…？　お相手：煉獄さん現代パロ

色んな妄想が
そのTENGAと言うキーワードから
脳内で想像されたのだが

「えっ、そこまで言って置いて
関係ないの？なら何が関係あるのさっ」

「ああ、そのTENGAの会社のな、
妊活サプリにな、そのスマートフォンの
カメラでな、精子の状態を
アプリでチェックできるのがな」

もう要するにこの人それが
見てみたいんじゃないのかな？

「その、調べても無いのに
言うのもあれなんだけど。
私が思うにだけどさ、杏寿郎にはそれ
一番要らないと思うんだけど？
するまでも無いと言うか…、勝手な
イメージだけど、完全なイメージだけど」

そうこっちが言うと
説明をして欲しいと
言いたげな顔をしてたので

数多そうだし　

濃そうだし

元気良さそうだもん

完全に勝手なイメージだけど


そんなの調べなくても
サプリ使わなくても

出来そう　すぐに出来そう

当の本人は？？？と
不思議そうな顔をして
調べないでなぜそれが分かるのかと
説明を求めたくて堪らなさそうだが

強いて言うなら　女の本能と言うか

本能的なカンとかそんなのかも知れない


精子の観察セットを買いたそうにしてた
杏寿郎は無視して
サプリも飲み始めてから効果が
安定するまでは３ヶ月かかるからと
始めたそうにしていたけど

３ヶ月試して　出来なかったらと
そう杏寿郎と約束して
（本人は不満そうだったが）

そんなやり取りをしている内に

車は中条市に近づいて来て

ここまでの下道は何ともなかったから


「黒豆渋滞か…、本当にあるのか？」

「嘘だと思うなら、下条市・渋滞で
検索したらTwitterとかの画像でるんじゃない？」


本当に黒枝豆で渋滞してるのかと
杏寿郎が尋ねて来るから
ネットで検索してみたらと言うと

「…あった」

「あったでしょ？凄いらしいよ？」

「どうなってるんだ？ここだけGWか？」

「下条市には、藤棚が有名なお寺があるけど。
そのお寺の藤のシーズンも、降り口から
大渋滞するらしいよ？もう、その話
聞いてたから、行ってみようとも
思わなかったけどね？通称、下藤寺って
呼ばれてる、百願寺（びゃくがんじ）」

みくりの言葉に
杏寿郎がその下条市のお寺を調べたらしく

「なっ、これ、その寺これか？
こんな所が県内にもあるんだな」

「有名なのはあしかがフラワーパークだよね？」