第78章 ピックアップ御礼 秋と言えば…? お相手:煉獄さん現代パロ
杏寿郎がカゴに入れていた
ある物を見て
「人の事言えないじゃん、
杏寿郎だってそれ新しいヤツじゃんか。
ハーゲンダッツの紅はるか味。
期間限定の味のやつ」
ちゃっかり自分だって
新製品チェックしてる癖に
「べっ、別に良いだろう?
運転は君がしてくれるんだし」
「まぁ、別にいいけどさ」
お互いの欲しい物を買って
(と言ってもお金は杏寿郎が
払ってくれたんだけども)
車に乗り込んで
再び中条市に向けて走り出す
早速 紅はるかの
ハーゲンダッツを美味い!美味い!
言いながら 間にわっしょい!を
挟みつつ杏寿郎が食べてたんだけど
「ああ。そうだ、みくり。
さっきの話なんだけどな」
と コンビニに入るまでの間にしていた
妊活についての話に戻って
まだ調べた事で伝えたい事が
杏寿郎にはあるみたいで
「そう言う、妊活に関する事と言うと
女性側ばかりがコンディションだったり
気を付ける事とか多いだろう?」
「産み分けするんだったら、
男性側が気を遣う事も多いけど?
けど、それがどうかしたの?
確かにお茶とかサプリメントとか
そう言うのも気休めだろうけど
あるにはあるもんね」
「あるんだがな、その、男性向けの」
「……妊活サプリがって事?
あのさぁ、杏寿郎」
ハンドルを握ったままで
みくりが杏寿郎の方を見て来て
「どうしたんだ?そんな顔して」
何かおかしい事を言ったのかと
言いたげに杏寿郎が問い返して来て
そのサプリの効果がどんなものなのかを
そのサイトを見ながら
説明をしてくれたんだけど
「ってそのサプリ作ってる会社が
TENGAヘルスケアって事は、
そのあのテンガの?」
TENGAって言ったら
あの誰でも知ってる赤いCUPとか
EGGとかドラッグストアにあるあれの
確か 男性向けのそう言うのだけじゃなくて
女性向けのそう言うのも手掛けてた気がする
「ああ、あのテンガの」
「あれってさ。使い切り?
何か色々あるじゃん柄と形が。
中が違うんでしょ?知らないけど」
「使った事は無いから知らないが…。
その妊活アプリを扱ってる
ヘルスケアの方は、早漏と遅漏の
トレーニング出来るCUPもあるぞ?」
ってテンガって事はあれで
それをトレーニングするの?
「ああ、それは今はどうでもいいんだがな?」