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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第77章 ふたり 一人独り 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



そう成瀬が杏寿郎に言って来て
どうやら俺も彼の手に入れたい物リストに
めでたくこの度 自分の名を連ねた様だった

「一成さん、俺の方こそ
お礼を言わせて下さい」

いいやと成瀬が首を左右にふると

「僕にはまだ、君にお礼を
言う事が残ってるんだ。杏寿郎君。
君は、雅君の事も、救ってくれただろう?
そっちも感謝してるよ、彼女の方までは
僕も中々遠い事もあって、その辺りの
関係が彼女とは出来て無くてね」

「成瀬…っと、じゃなかった
一成さんはいつまでこっちに?」

「ん?僕かい?僕はこっちでも
仕事をしようと思ってるから。
もう、4日程はこっちに居るつもりで
今回はこっちに来てるんだけどね?
それが、どうかしたかい?」

「明日、その月城さんと、
俺の同僚と、他の会社に転勤になった
先輩と一緒に夕食に行くと思うので。
月城さんも、一成さんなら
同席の許可は得られると思うし。
ちょっと、した有名人だから。
同僚達も貴方からビジネスに関する
成功秘話でも小話程度にしてくれれば
向上心のある、連中なんで喜びますよ
ん?どうかしましたか?一成さん」

驚いた顔をして成瀬が
杏寿郎の話を聞いていたので
杏寿郎が小首を傾げながら問い返した

「いいのかい?僕に、君の
同僚を紹介してしまって、纏めて
自分の会社に取り込むかも知れないよ?」

「それは、一成さんがアイツ等を見て
決めて下さればいいですよ、俺は。
貴方さえ、その気になれば、うちの
会社なんて、貴方の会社に買収
される気がしないでもないですがね?」

「君の会社を纏めて、買収かぁ…。
でもそうしてしまえば、全部僕のだ。
ははは、杏寿郎君は中々頭がいいね」

杏寿郎が呆れた顔をして成瀬の方を見ると

「俺の冗談を、本気にしてそれが
貴方なら出来そうだから、嫌なんですよ俺は」



ーーーと言う様なやり取りがあって

翌日の木曜日の夜は
金曜の午後にはこっちを立つので

お別れ会と言う感じの
打ち上げを月城さんのオススメのお店で

成瀬さんを交えて行ったのだが
成瀬さん自身もそう言った
大成功した実業家として
テレビや雑誌にメディア露出してるし

自分の成功秘話をまとめた
書籍も数冊出版してるから

伊黒が自分が丁度その本を持っていて
本人にサインして貰ってご満悦だったが



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