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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第77章 ふたり 一人独り 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



そう言いながら
ちょっと待っててと
トースターでグリルにした
椎茸にバター醤油を傘に入れた物と
塩を掛けた物の2種類を皿に入れて

天ぷらが揚がるまでに
食べる物としてしのぶの前に出す

「スーパーで買った椎茸だけど。
地元の人が、作ってる原木椎茸だから」

「おっ、美味しいです、椎茸ッ」

「焼いただけだよ、しのぶちゃんは
大袈裟。美味しい物は、要らない事
せんのが一番って、かねこさんも
いつも言ってるもんね」

キョトンとしのぶが
それは誰だと言う顔をしていたので
気まぐれクックと言うチャンネルをしている
お魚系のユーチューバーだと説明して置いた




ーー
ーー
ーー


テラス席を囲むガラスの壁の向こうには
片面側には静かな海の闇が
もう片面には博多の夜景を望むことが出来て

昼と夜とでは

また違った顔を見せるのだろう

成瀬がふぅーーっと細く
葉巻の紫煙を吐き出して
その煙が夜の闇の溶けて消えて行く


「さて、話の続き…だったね。
その中でも、黒瀬君はかなり篠田の
組織への貢献度が高くてね?
元々彼が、プログラミングに長けていたのもあって。
そのランキングの集計をする、プログラムや。
ガールズの管理を簡単する、チェック項目を
スマートフォンのアプリで判定できる様なね
システムを作ったりして、データベースの
構築とかにもかなり、関わってたみたいだから。
その能力を篠田がかなり、褒めたのもあったから。
当然、周囲からはパソコンオタクと言う
彼のそんな能力を褒める様な人物は。
彼の中学高校時代には居なかった訳だし?」

ある事が気になる
調べたと言うが
あまりにも情報が詳し過ぎる
特に黒田守が篠田のサークルで
ブレンとしてしていた仕事の内容や

サークル内でのシステムについてなんて
ボーイズやガールズ ジャックやプリンセス
と言った内部の人間しか知り得ない事なんじゃ

こちらが成瀬さんの事を
怪しむような視線で見ていたのが
成瀬に気取られてしまって
ふっと彼がこちらに視線だけ向けて笑った

「僕が内部事情に詳し過ぎると?
杏寿郎君は、僕に言いたいのかな?
内部の人間、数人に。話を聞いたからね?
彼や彼女等を警察に突き出さないと言う条件でね」

「その、数人の中に小坂唯花や
黒瀬守…も居たと言う事ですか?」

「後は、フリーランスの竿師である彼とかね?」
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