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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第77章 ふたり 一人独り 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「う、うん。杏寿郎もしのぶちゃんなら
泊って貰って良いって言ってくれてるから」

夕食の支度をするからと
適当にアマゾンプライムでも見て
寛いでいて欲しいと言われて
みくりがカウンターキッチンで
夕食の支度をしている姿を
しのぶがちらっとだけ確認すると

自分のバックからスマートフォンを取り出して
杏寿郎と交わしたLINEを確認する
河田さんとの件を私に確認をして来てたから

恐らくにですが
みくりさんは河田さんに
いかがわしいお薬を飲食物に混ぜられた
疑いがあるから念の為入院したと
煉獄さんには説明をしていて
無理やり河田さんに注射されそうに
なったと言う事までは説明をして居ない様ですし

それに 会話を盗聴していたので
私は知って居ますが
河田さんはみくりさんの
大学生時代の秘密?弱みの様な物を
握って居て関係を強要したい感じだったし
その辺りの事までを煉獄さんに
説明をしてないんじゃないか…とか

「みくりさん、私が
あれこれとご夫婦間での事に
口出しするのはお節介なのでしょうが。
煉獄さんに心配を掛けさせまいとして、
内緒事にするのも
私が思うにの話なのですが。
あまりよろしくはないのかなぁと」

「でも、杏寿郎は今は、博多で
リーダー研修の途中だから。全部ちゃんと
話さなかったのは悪いのかも知れないけど…」

調理をしていた手を止めて
みくりがサラダに使う
レタスを手に持ったままで
しのぶからの問いに答える

ふぅーっとため息をしのぶがついて
それからふふふと声を出して笑うと

「確かに、煉獄さんの事ですから。
研修ほったらかしにしてでも
こっちに戻って来てしまいそうですものね。
あ、みくりさんテレビ適当に
観せて貰って居ますね」

みくりはリビングのソファに座って
テレビを観ているしのぶの後ろ姿を
確認すると ふぅと小さく息をついて

杏寿郎は今頃…成瀬さんと話してる頃かな
しのぶちゃんが今日泊まりに来ていいかって
言ってくれたのは助かったかも
1人で居たら 落ち着かなかっただろうし

いつか 話そう話そうって
思いながら 決心をしては
怖くなって揺らいで 話せないまま

今の今まで来てしまっていた

杏寿郎を疑ってる訳じゃない
信用してない訳でもない

「もしもーし、みくりさーん?」
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