第77章 ふたり 一人独り 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
※注意※
※このページ辺りから
胸糞が悪い表現が多くなります※
「宇髄君は、杏寿郎君に
自分達も、この件に間接的に
絡んでるって話をしてたかな?
河田の金儲けの話の方ね?
あの金儲けの話、その詳細は
杏寿郎君は聞きたい?
ちょっと、夜風にでも当たる?
ここのテラス席もいい感じだよ?」
「どうせ、聞くんだったら
全部聞かせて下さい、成瀬さん」
じゃあ と言って
成瀬が話をし始めた
嫌な予感はしてたんだ
宇髄先輩はスーフリの模倣犯と言ってたんだ
スーパーフリー事件の模倣であるなら
その本質は 輪姦であるはず
「簡単に話をすれば、
河田から篠田が提案されたのは、
参加女性をスピリタスのカプセルで
泥酔させて、輪姦する感じの
イベントの開催で稼いでたらしいけど。
そう、最初はそんなイベントを
してただけなんだよ」
「阪大の事件と同じ手口ですね」
「でもね、人間は慣れるんだよ。
協力をして甘い汁を吸っていた
サークルのメンバ―、ボーイズだね。
その中から、泥酔じゃないのがいいって
意識ない様な女じゃつまらないってね?
そんな声が出る様になったんだよ。
じゃあさ、泥酔して合意もクソも
無い様な相手じゃない、素面の女性を
そうさせるには、どうすれば合意は得られる?」
「……動画…、撮影…をして
相手の女性を脅迫するとか…ですか?」
されている自覚もない
泥酔状態での輪姦の様子を
スマートフォンで撮影して
その画像を元にして脅迫して
意識がある状態でも輪姦してたのか…
「イベントに参加するお客さんも、
そっちの方が、大喜びだったらしいよ?
まぁ、反応ないのをどうこうよりは
何らかの反応は欲しいんじゃない?」
胸糞が悪い事件を
更に胸糞が悪い方へ進化させてたのか
「そっちは、そうとして。
黒瀬は、どうして…っ、篠田と
関りを持つ前から、バーベキューに?」
「専攻も違うし、入学式での
一目惚れだったんじゃない?
みくりちゃんが、バーベキューには
毎回の様に来て参加してたから。
ひとりで参加は出来ないけど、
君がそう言うの好きだったから。
一緒に来て貰う為に誘ってたろうけど
あくまでも、それは最初はの話ね?
話を戻すけど…、”廻し”と
彼等の中ではそれは呼ばれてたんだ」
グイっと煽る様にして
成瀬がグラスの中身を飲み干した