• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第77章 ふたり 一人独り 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



そう伊黒がしれっと
簡単に言って来て

「月城さんの紹介の店に、
甘露寺を連れて来たいからな。
きっと、喜ぶ。甘露寺も、
みくりが一緒だと喜ぶからな」

「まぁ、うちのもみくりの事は、
随分気に入ってたし、多分、
甘露寺の乳も揉みまくるけど、
お前がいいんだったらいいぜェ。
そろそろ、どっかに旅行してェって
ブーブー、文句ばっか、ブー垂れてたからなァ」

「それは、不死川があの彼女が
可愛いからと甘やかすのが原因だ」

「くすくすくす…」

月城が自分の口元を押えて笑って居て
そんな風に声を出して笑うのは
初めて見たので
月城のその姿に注目が
男性陣から集まったのは言うまでもなく
顔を赤くしてしまって月城が萎縮する

「すっ、すいません、
でも皆さんのやり取りを見てると楽しくて」

「あ、すいませーん、
生中5つ追加でー」

木崎が店員を呼んで
お代わりのビールを注文すると

「もう、先輩、弱いんですから。
昨日みたいに潰れたら置いて帰りますよ?」

「いいだろっ、どうせ俺は
お前みたいに酒、強くねぇよ!
弱いし、すぐ寝ちゃうけど、
飲むの好きなんだよっ!!」

その杏寿郎と木崎のやり取りを見て
また月城が笑って居て
それにつられる様にして
伊黒も口の端をふっと上げて

「アンタさァ。最初見た時、
感じの悪ィ、女だなぁって思ってたけどよォ。
いい顔して、笑えんだなァ。
そうして笑ってりゃあ、
周りも、変わるんじゃねェのかァ」

「こらっ、不死川。
お前はお前で遠慮が無さ過ぎるッ」

「いいんですよ、煉獄さん。
不死川さんが言ってる事は合ってるので」

「気にするな、俺は気にしない」

そう伊黒が言うと
自分のグラスのビールを飲んだ


こうして 博多の夜は更けて行った



ーー
ーー
ーー



「あ、ごめんしのぶちゃん
ちょっと電話して来てもいい?」

「ええ、どうぞ。
片付けは私とカナヲで
残りの分はして置きますので。
みくりさんは煉獄さんと
ゆっくり電話して来て下さい」

みくりがスマートフォンを
ジッと見る 着信の履歴があるが
その相手は杏寿郎ではない

前に 何か時に
連絡用にとLINEを交換してたが
その時に数回やり取りをしてた位だ

それに 昨日のあの
只者ではない様な態度も気になって居た

恐る恐るに 
/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp