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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第76章 ふたり 一人独り 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



単にシノギの為だったのか?
それとも別の理由があるからなのか?

杏寿郎が顔を上げて視線を
前で講師がパワーポイントでの
説明をするのを補佐してる月城に向ける

彼女と奏さんの関係は不明だが

彼女が何等かの
奏さんに関係する
情報は持っている可能性が高い

宇髄先輩は人が悪い
情報はくれるが答えはくれないからな

座学が終わると
お昼休憩になった

みくりからLINEが来ていて
電話がしたいと言う事なので
時間を見ると座学が押していたので
あっちの昼休みが終わる前に
先に電話をした方が良さそうだ

一緒に昼にしようと誘ってくれた
不死川達に先に食堂へ行って貰って
通話が迷惑にならない場所へ移動すると
LINEでみくりに電話を掛けた

「みくり、どうしたんだ?
君から電話が欲しいなんて」

『あのね?杏寿郎…怒ると思うんだけど
怒らないで聞いて貰いたいの……』

彼女の口からとんでもない言葉が
飛び出して来たのだが

「もう一度、言ってくれるか?みくり」

『え?ああ、今日ね、仕事が
済んでから、河田さんと飲みに行くから。
ああ、大丈夫。多分だけど。
皆でね、協力してくれるみたいでね?
杏寿郎には内緒にしようかって、
言ってたんだけど、ちゃんと夫婦になるって
決めたから。言う事にしたんだ』

「それは、どうしても必要なのか?」

『しのぶちゃんが、怒ってるから。
しのぶちゃんも。しつこく河田さんに
誘われてたし?カナヲちゃんもだけど
え?あ、しのぶちゃん。うん、杏寿郎と』

『もしもーし?聞こえますかー?
煉獄さん、私です。胡蝶です』

みくりの声の後ろから
しのぶの声が聞こえて来て

「胡蝶と話してもいいか?」

『しのぶちゃんとかわるね』

そう言って電話口にしのぶが出て
しのぶと言葉を交わして
事の経緯の説明を受ける

『と言う事ですので。ここは、
私や炭治郎君に一任して頂けませんか?
ああ、はい。大丈夫ですので。
お気になさらず。迷惑も何も。
私が個人的にあの方が嫌いだったので。
はい、もう。嫌いじゃなくて、
大嫌いだったので。お任せ下さい』

昼休みが終わる時間だと言うので
通話を終了して
食堂に向かった不死川達を追いかける

あの胡蝶の感じだと
河田さんの件は
あっちで何とかしてくれそうだ



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