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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第76章 ふたり 一人独り 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



それから 博多の支社について
外部講師による座学を受ける

10時からリーダー研修が始まって

100分の座学なんだけど
隣の煉獄の視線が講師でなくて
凄い前でその講義の補佐をしてる
博多の壇蜜に向いてるのは確かで

俺だったら我慢できないわ
煉獄の目力凄いのに
ずっと見られてたら我慢出来ないわ

木崎は講義の内容よりも
自分の隣の杏寿郎が気になってしまって

「そんなに、気になるの?彼女が
美人なのは分かるけどさ。浮気とか…
あっちに残してる奥さんが、悲しむよ?」

「すいません、そう言った意味で
彼女を見てはいませんので。
仕事中でしたね、座学に集中します」

そう言って何食わぬ顔で
今度は講師の話に集中し始めて

ほら 見てみろよ

自分への視線が無くなったのを感じて
今度は博多の壇蜜様が
煉獄の方を見てるじゃねぇかよ
出張先で現地妻でも作るつもりか?
朝から6回の男は…っ

いや 待てよ?煉獄にはそんな噂は
全く無いし 入社した時から
既に奥さんと付き合ってたよな?

奥さんの方に声かけた連中が
煉獄に先越されたと言ってたが

「なぁ、煉獄」

「どうしましたか?先輩」

木崎がある疑問を杏寿郎に尋ねて来て

「お前さ、あの奥さんとはさ
何時から付き合ってたの?」

「大学からですが?それが何か?」

「ああ、てっきり、入社式ででも
引っかけたのかと思ってたけど。
その前からか…なら、納得」

「妻には、何度も告白しては
振られていたので」

「えええええっ!!」

と思わず驚いて大きな声が出て
木崎が慌てて口を塞ぐと
ぺこぺこと周囲に頭を下げた

「講義中はお静かにお願い致します」

月城が木崎にそう注意をして来て
すいませんと木崎が頭を下げた

その後の講義は集中して聞いている様で
先輩も俺にあれこれと話しかけて来る事は
その先は注意された事もあってなかったが

休憩時間になると
更にお小言を頂くだろうな…と
チラッと杏寿郎が月城に視線を向けると
ふぃ…っと視線を逸らされてしまって

その頬がほんのりと色づいていて
案外あの 色気の塊の様な見た目でありつつ
可愛らしい面のある女性なのかも知れないが

さて どう声を掛けた物か…と

そんな事を頭の片隅で思案していた

100分間に及ぶ講義では
会社がリーダーに対して求めている物と




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