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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第76章 ふたり 一人独り 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



杏寿郎がひとりで豪華にし過ぎじゃないかと
悔やみながら言われてしまって
鮭の白子なんて3~4本入ってて300円位だし
高い物でもなんでもないのに

同じ食べ方するには 杏寿郎が居たら
白子ポン酢だけでなくなりそうだけど
って料理法を工夫しただけなのに

とは言っても どれも手間なんて掛かってないし

白子ポン酢と煮物は途中まで一緒だし
味噌汁と唐揚げも切った後に
煮るか揚げるかだけの違いで
揚げる方なんて切って片栗粉
ジップロックでまぶしただけなのに
一緒に素揚げにする茄子だって
素揚げにする様に切っただけだし

焼きナスなんて味噌汁に入れる
白ネギをトースターで焼くついでに
奥の方で一緒に焼いてるだけなのに

でないと 私が湯葉を作るのに
張って来たばっかりの被膜を
弄りたい衝動を抑えられないから

何かを一緒にして
それを我慢しないと

そんな事を言ってる間に
また1枚 1枚とフライパンの中の
豆乳の表面で生湯葉が出来るから

生湯葉を数枚は味噌汁に入れて
残りは出来たての生湯葉を
わさび醤油で頂くつもりでいる

「金曜日、でしょ?帰って来るの。
家のはまだ食べるのは早いけど、
さつまいもご飯にしとこうか?
うん、そう、鮭の白子は鍋にして
え?唐揚げも食べたいの?鍋しながら
フライヤーで揚げてもいいよ、
食べたいんでしょ?白子の唐揚げ。
うん?だったら、さっと湯通しして置いて
白ワインとガーリックバターで焼いてもいいよ?」


ーーー
ーー


電話をして戻って来た杏寿郎が
無言のままで注文用のタブレットを手に取って

「どうしたの?食べたい物あった?」

「うちの妻は、とんだ飯テロ嫁なので」

そう言いながら 湯葉刺しと
白子ポン酢を注文して
それで気分が落ち着いたのか
タブレットを元の場所に戻した

「で、何で、湯葉刺しと、白子ポン酢?」

「いえ、今夜は俺の妻は、
生湯葉作りながら、
秋鮭の白子フルコースみたいなので」

「え?家で湯葉なんて作れんの?」

「作れるみたいですよ?
晩酌に湯葉刺し作ってくれますが」

届いた枝豆を食べながら
木崎が不思議そうな顔をしてて

「でも、俺の妻は普段から
自分は手の込んだものは作らないと
断言してますけどね」

「家で湯葉作るのは、手は込んでないの?」

生ビールで乾杯をして
お互いに半分近くまで流し込む
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