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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第76章 ふたり 一人独り 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



もうちょっとで出来上がるなら
一緒に入ろうと言われて
今度はちゃんと全身洗うには洗ったが

随分と今日は遅い夕飯になってしまった

「いい時間になってしまったな」

「そっ、それは…杏寿郎の所為でしょ?」

「俺だけが悪い様に言わなくてもいいだろう?
俺の記憶が確かなら、君からも…」

グッと杏寿郎の口を塞いで
それ以上の言葉を続けられなくする

「杏寿郎の、バカァ…ッ」

「あんまり、俺を煽ると。夕飯が遅くなるぞ?」

「食べるッ、ご飯、食べたいッ」

かなり遅い夕飯になったのだけど
杏寿郎がこっちで食べたいと
ソファの方で食べる事になって居て

その上に彼の足の間に座らされて
後ろからピットリと寄り添われて
食べにくい事この上無いのだけども

「ご不満そうだな。俺の可愛い奥さんは。
俺は、君と、片時も離れたくない気分なんだがな」

君は違うのか言いたげにそう
杏寿郎が言って来るから
むぅとみくりが自分の口をとがらせていて

「食べさせるか?」

「やっ、自分で食べられるからっ…」

「前にプリン食べさせ合っただろう?
夫婦なんだからな、恥ずかしがらなくていいぞ?
奥さんは、恥ずかしがり屋さんだな。
さっきは、あんなに君の方から
積極的に俺を求めてくれてたのは…
俺の記憶違いだったか?みくり」

食べさせ合いっこがしたいと
恥ずかしい事を杏寿郎が言って来て

「今だけ…ならッ、いいけど…」

「ん?今日だけなのか?」

「ううっ…、知らないッもん。
ほら、食べるんでしょ?」

口を開けろと言いたげに
箸で摘まんだ副食を
杏寿郎の方に向けて来るから
その先の物を口に入れると

ガシッとこっちに箸を向けてる
みくりの手首を掴んで
そのまま腰に手を回されて
身体を引き寄せられてしまう

「こっちも、頂こう。
食べていいと言っただろう?」

「やっ、違う…んんっ」

「それとも、もう少し、後の方がいいか?」

「…ご飯…、済んで、片付けてから…だったら」


夕飯を済ませて
片付け終えると

「片付けも済んだな、洗面するだろう?」

「え、あ、う…ん、する」

もうお風呂も済ませてるから
残ってるのは歯磨きだけだけど

2人で洗面所で今は
並んで歯磨きをする用意をしていると


「なぁ、歯、磨くか?」

「??歯磨きに来てるんだよ?」


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