第76章 ふたり 一人独り 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「立ってるの…辛いか?」
クルっとシャワーのヘッドを
バスルームの壁に向けると
浴室の壁に背中を預ける様に促して来て
「そうしてる方が、楽だろう?」
「んっ、はぁ、…ん、ぅ…」
「みくり」
求められるままに 彼と唇を重ねる
角度を変えて 何度もキスを繰り返しながら
お互いの舌を求めあって絡め合う
そのまま杏寿郎の両手が
ヌルヌルとおっぱいに泡を擦り付けて来て
先の部分にも泡を馴染ませて来ると
ぴくッとみくりの身体が小さく跳ねた
「可愛いな、君は…もっと、
ここは丁寧に洗う…か?」
「ふぁ、あっ、そこ…んんっ
そんな、汚れる場所じゃ…んっ、ない…からっ」
クリクリと胸の先に
ヌルヌルとボディソープを
そのまま塗り付けて来て
そのヌメリのある液体を
馴染まされて行くと
身体に残っていた水と混じって
そこで泡を立てて行くから
「あぁんっ、やっ、んんっ、
はぁ、あ、んぁあんっ、あっ、…ん」
「汚れては無いだろうが、
洗いたい場所だろう?そんな反応を
されてしまったら。じっくりと
洗う方も、洗いたくもなるからな」
「はぁ、…ぅ、…はぁ、あっ、んっ」
「なら、こっちは……汚れる場所だから
じっくりと、時間を掛けて…、
丁寧に洗っていいって事だな」
ヌルヌルと身体の前面を
杏寿郎の手が下へと滑り降りて
太ももの間にズルッと割り込んで来る
「んぅ、…あっ、んっ、そこ…はッ」
クチュ…クチュ…と
杏寿郎の指が大陰唇をなぞって
陰列を指で開くと
開いた部分に泡を馴染ませる様にして
アソコを彼に洗われる
「…洗ってる端から、
中から溢れてる様だがな…?」
今彼の指を濡らしてるのは
シャワーの湯でもボディソープでもなくて
私の中からダラダラと零れてる
愛液でしかなくて
「…だってっ…、杏寿郎が触る…からっ」
「俺とそうしたいと、君が感じてくれて。
俺を想ってくれている…証拠だろう?これは。
触れれば触れるほど、溢れて来るみたいだ」
「んぁ、ぅんんッ、はぁ…、はぁ…、
あぁあんっ、はぁ、はぁ、…んっ、ああっ」
クチクチと蜜口に添えた指先を
杏寿郎が滑らせると溢れた愛液で
最初に塗り付けられた泡なんて
落ちて流れてるんじゃないかって
そんな勘違いまでしてしまって居て
「身体の泡と一緒に洗い
流すのが、惜しい位だがな…」