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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第75章 ふたり 一人独り 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



こっちに視線を向けて来そうだったから
何も知らずに調理をしてるふりをしてたけど

杏寿郎が今LINEしてるのって
絶対 成瀬さんな予感がするんだよ

杏寿郎は成瀬さんの事になると
機嫌が悪くなって拗ねるけど
どうにも今回はそんな様子も無いし

むしろ あの浜名湖の時なんて
成瀬さんとそんなにLINEする事が
杏寿郎にあったのかと聞きたい位だったし?

ポケットのスマートフォンが
バイブで振動して
取り出してLINEを確認すると

杏寿郎からLINEが来ていて



”えっち”


とだけ送られて来て

見てたのも全部 気付いてるって意味だから

こっちがそれを問いただす方なのに
何故か彼に問いただされてる様な

そんな気がしてしまうのは気のせいでなくて


「俺の、LINEの相手が気になるのか?」

ハンモックから降りて来て
移動しながらそう言うと
いつの間にか後ろに杏寿郎が居て

ポケットからスマートフォンを
取り出すとLINE通話で電話を掛けて来て
私のポケットの中で私の
スマホが振動するから

ポケットの中で振動してる
私のスマートフォンの上から
杏寿郎が手を添えて来て
鼠経の辺りにグッとそれを押し付けて来る

ブーンブーン ブーンブーンと
設定してある振動のパターンで
鼠経の辺りを刺激して来られて

本来の目的が着信を知らせるだけの物なのに

別の方法で使用しようとしてるのは
こっちにも分かるから

「この振動じゃ、感じるほどでもないか?」

項に掛かる髪を顔で掻き分けて来て
舌を項に這わされる
グッと右の鼠経に振動する
スマートフォンを押し付けらえて
杏寿郎の手がみくりの
お尻を撫でつけて来て

「俺には構わず、続けてくれていいぞ?
家なら、君に、痴漢ぽい事をしても
誰にも、文句言われたりしないだろう?」

確かに 迷惑にはならないし
文句を言う人もいないかも知れないけど

スルッと杏寿郎の手が
みくりのポケットから
振動するスマートフォンを取り出して

胸の脇の辺りから
その独特の音をさせるスマホを
グッと押し付けて来るから

そう言うオモチャじゃないんだから
それを押し付けても
ゆるゆるとした快感に程遠い
振動しか来ないから
じりじりと熱を拗らせて行く

「ん…っ、はぁ…邪魔…しちゃ…ダメッ」

「ん?それは…手が止まるからか?」
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