• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第75章 ふたり 一人独り 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



みくりは美人の類にはなるが
そのミスコンの特上級に比べると

地味…な印象を受けるから

いや 断じて
みくりが可愛くないとか
そんな事ではないんだが

あのアクアトピアのCMを見た人には
普通にみくりの事はモデルに
見えていただろうしな
あれを見た同級生がCMで
一緒だった彼女と結婚したと言ったら
モデルと結婚したんだと思ってた位には

整った容姿はしてはいるし
スタイルも…背が高いし
出る所は出ているので
この前のでウエストを絞った事もあって
十分にモデル体型ではあるのだが

そんな煌びやかな取り巻きが居たのにだ

篠田の奴はどうして
みくりに固着したのか
と…考えると…

キョトンとした目をして
不思議そうにみくりが
こっちを見て来て

「杏寿郎、どうしたの?
さっきからじろじろ見すぎじゃない?」

「いや、俺の奥さんは今日も可愛いなと
思ってただけだぞ?俺は」

「はいはい、私の旦那さんは
今日も素敵な男前ですよ~」

その煌びやかな女性には無いが
みくりが持っている
心地の良いオーラの様な物とか
そんな物に惹かれたのか?

奏さんに対する 仕返しの様な
当てつけだけで 彼女を
そこまで縛り付ける理由になるのか


でも あるか もう一つ

ある意味天性的な才能みたいな物が

みくりには


はぁと杏寿郎がため息をつくと


「君は無自覚だが、割と
男狂わせな所があるからな」

「えっ?突然何なの?言いがかり?
私、何もしてないんだけど?」

キッチンで買ったものを
今使う物と冷蔵庫にしまう物を
みくりが仕訳けている手を止めて
ハンモックの上で本を読んでいる
杏寿郎の方に目を向ける

こっちには気付いてないのか
本を読んでいる感じだが

多分 考え事をしてるんじゃないかな?

本の内容を読んでる様で
読んでなさそうな感じで

後でと言って置きながら
あの時の続きと言って
調理中のこっちの作業を
邪魔をして来る気配もないから

それに突然

大学の頃の話を聞きたがるし
何か知ってそうな口ぶりも見せて来る

明日から 九州に行くし…

ふっとある考えが浮かんで来て
こっそり成瀬さんにLINEを送った

調理をしながら時折杏寿郎の様子を伺って居ると

杏寿郎がスマートフォンを見始めて

/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp