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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第75章 ふたり 一人独り 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ


あそこがあると杏寿郎が言って来て

「あそこだけじゃ、わかんないけど。
もしかして、杏寿郎が言ってるのって
消防士さんとかモデルさんとか
お医者さんとか職業体験出来る所の事?」

「流石俺の、奥さんだな!」

まぁ 話の流れから
杏寿郎が言いたいのがそこの事
だろうとは何となく思ったけどさ

「それ位の年齢になったら、
ボーネルンドの遊びの世界とか
そんな所とかもいいかもね」

「楽しみが広がるな。
小学生ぐらいになったらキャンプもいいな」

「あの家の庭でするんだったら、
もっと小さくても出来そうだけどね」

「あの広さなら、ブランコや
滑り台やらが城みたいなのに
引っ付いてる遊具あるだろう?」

あの家の庭にそんな物を置く気なのか

「もう、あの家には
そんなに長く居られないんでしょ?
そんな大きなの置くならもっと
大きな庭が要るんじゃないの?」

杏寿郎が言い出しそうな事だけどさ

「そう言えば、ビニールプールに
滑り台が付いてるのとかの
大型のがあったな」

「ビニールプールは大変なんだよ?
前に小さい子がいる家のお母さんが
言ってたけど、大きい程
水を抜くのが大変なんだってさ」

杏寿郎は何人で遊ぶつもりでいるのかな
水道代だって大変だし
ビニールプール広げたままにする気なのかな?

「大型のタライが最強だってさ。
ビニールプールは柔らかいから
持たれたりしたら、そこら水が零れるし。
大型のタライは底に水栓あるから
排水が楽なんだってば膨らませなくていいし」

「だが、差し当たっては。
何処に行くかよりも、どんな
オモチャを買うかよりも、子供か」

そうだ 肝心の子供が居なければ
遊びに行く場所の計画をしても
どんな風に庭を整えるのかを
あれこれと想像しても仕方ないし
何も始まりはしないのだから

フレンチのフルコースのランチを頂いて
程良くワインの酔いも回って居て

水族館までの洋館のレストランからの
食後の散歩は腹ごなしにも
丁度いい距離感で

「前に、君とデートに来たきりだな、ここも」

そう言ってシンボル的な
ガラスの三角の建物の水族館が見えて来て

「この、丸い石?コンクリート?
見たら、ここに来たって気がするけどね」

水族館の周りだけ
並んでいる丸い形の石を
みくりが眺めていて

「確かに丸いけどな、中、入るだろう?」


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