• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第75章 ふたり 一人独り 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



シャワーと歯磨きをして
それから一緒にハンモックに揺られて
杏寿郎の身体に自分の身体を預けながら
ウトウトともう一寝入り惰眠を貪った
こんな風に過ごす時間も贅沢だなと
そんな事を考えていた

目を醒ましたら 

時間は8時過ぎで

朝食の用意をするねと言って
ハンモックを降りて
キッチンに向かうと
ありあわせの物で簡単に朝食を
用意してすませた

「家に籠り切りもいいが、
やっぱりちょっと出るか。
車で出てもいいが、
偶には、電車で出るか?」

「電車で?別に電車でもいいけど」

「折角だから、水族館でも行くか
あそこの水族館の近くに、洋館で
フレンチが食べられる所があるだろう?」

「あ、前に雑誌で見た事あるかも…。
でもフレンチに予約も無しに、行くの?」

「ああ、じゃあ、今取ればいいだろう?
ホームページから予約できるから
枠さえあれば、予約できるぞ?」

そう言いながらスマートフォンを
操作して今日のランチの予約を済ませた様で

「じゃあ、11時半に予約したから。
早めにランチをして、水族館に行こう」

「あれ?でもあそこの水族館って
大規模な再開発のリニューアルしてるよね?」

二ッと杏寿郎が笑うと

「ああ、24年にはリニューアル
オープンするらしいな。今は本館のみの
営業になってるが。本館も来年の5月には
閉館してしまうから、閉館する前に
行きたいって言ってただろう?」

地元の水族館だから
県民なら何度かは行った事があるだろうし

私は両親が離婚する前は
その水族館のある市内に住んでいたので

市民ならシーズンに1回は
行くのではないかと言う位に

学校から配布される市内や県内の
施設が無料で利用できるパスが
使える事もあり
地元民には馴染みの深い水族館だ

美ら海の様な派手さはないけど
親から子にそして孫にと
世代を超えて愛されて来た水族館で

杏寿郎とのデートでも
行った事のある場所だった

リニューアルされるって話は
前にテレビのニュースで特集してたから
結婚して子供が生まれたら
生まれ変わった新しい方に行きたいねって
そんな話をしていたんだけど

「うん、思い出のある場所だから
行きたいなって思ってたの」

「偶には俺の思い付きも、いいもんだろう?」

そう杏寿郎が言って来て
ご褒美のキスを所望して来るので
その頬にキスを落とすと
/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp