第75章 ふたり 一人独り 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
折角シャワーを浴びに行ったのに
シャワーもろくに浴びれてないし
何をしに行ったのか分からないままで
ベッドの上にそっと降ろされて
上から杏寿郎が覆いかぶさって来ると
さっきまで彼のモノを受け入れていた
みくりの膣口に自分の
亀頭をスリスリと擦り付ける
クチクチと小さな水音が部屋に響いて
耳に付く絡むような音を
粘膜と粘膜を擦り合う
その度に立てて来て
余計に中から愛液を溢れさせてくる
クプッ…とさっきまで
身体を繋げていた
彼の形に広がった内部に
杏寿郎が自分のペニスを沈めて来て
型を取った様に ぴったりと
内部の肉壁が吸い付く様に纏わりついて
隙間なく包み込まれる
柔軟性のある場所であるが
自分の為に誂えたのかと
そんな勘違いまでしてしまいそうだ
そのまま ベッドで彼に
時間を掛けて可愛がられてしまって
次に気が付いたら
時刻は 24日の
AM 5:03になっていて
すっかり眠ってしまって居た様だ
シャワーも歯磨きもしてなかったし
何か喉を潤したいし
お手洗いにも行きたい…な
自分の身体にもたれ掛る様にあった
みくりの体温と重みが
無くなったのを感じて
杏寿郎が目を醒ますと
「杏寿郎、目、醒めたの?
ごめんね、起こしちゃった?
杏寿郎も喉、乾いてない?お水、飲む?」
杏寿郎がぼんやりとしながら
今の時間を確認して
「まだ、外も暗いな…
夜明けの時間も遅くなって来たな」
そうまだ夜が明けてない外を見て
杏寿郎が言うと
みくりの手から冷えた水の入った
レイエスのグラスを受け取って
その中の水をゴクゴクと喉を鳴らして飲み干した
「今日は、一日、家に籠って
君と何度も、したい…所だが…な」
昨日から今に掛けての時間にも
結構した様な気がする…のは
私の気の所為でもないけど
あの時に身体を重ねる事を
戸惑う様な感情を自分が感じて居たのが
不思議なくらいに今は気持ちが落ち着いていて
「とりあえず、今度こそ
ちゃんとシャワーして、歯磨きしないと」
「そうだな、そうしたら、寝るか?」
こんな時間からシャワーをして
また寝ようと杏寿郎が言って来て
「もう、朝と言えば朝だけど
おはようには、早いには早いけど…」
「なら、あっちで寝るか?」
そう言ってリビングのハンモックで
もう一寝入りしようと言って来て