• テキストサイズ

ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第75章 ふたり 一人独り 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



車のハンドルを握りながら
杏寿郎が何かを考え込んでる様で

「京都にもうちの会社の支社はあるしな。
両親はああは言ってるが、京都に家を
建てても良いのかも知れないがな」

「何処に建てるにしてもだよ。
お金貯めないとダメじゃん。
中条市住みたいなら別だけど、
あっち行ったら、仕事探す所からだもんね。
中条市だったら、成瀬さんが
空き家を格安で移住者向けに
賃貸する事業してるよ?」

「そんな事言ってると、単身赴任とか
する事になりそうだがな」

そんな将来の家をどうするかって話を
しながら走って居たら
杏寿郎が行きたいと言って居た
サブウェイからほど近い本屋があって

お目当ての本を探して来ると言ったので
本屋の中をブラブラとする

旅行関連の本も 長い事買ってないなぁ

妊娠とかの関連の雑誌があって
杏寿郎の買ってくれた本があるから
わざわざ新しいの買わなくてもなぁ

そんな事を思いつつ

理想の家の建て方とか
タイムリーなのもあったりとかして

興味のある本をパラパラと見ては
戻していると杏寿郎が
お目当ての本を買って戻って来る

「待たせたか?」

「ううん、それよりも
杏寿郎が探してたのはあったの?」

「ああ、買えた」

本屋を後にして

お昼はハンモックカフェごっこするって

杏寿郎が言ってたから

そのままサブウェイに向かって

ハンモックでゆらゆらしながら

アレクサにカフェぽい曲でも
流して貰ったらいいのでは?と

サブウェイでそれぞれの好みの
サンドイッチを購入して
家に向かって車で移動する

「でも、あのハンモックは買って良かったな」

あれを買ってから
夕食後にその上で一緒に寛ぐのが
日課になって居て

「うん、ハンモックあんなに
いい物だって、知らなかったよ」

アパートに戻ると
ハンモックを丁度いい位置に
テレビの前に杏寿郎が移動させて

「こうすれば、テレビ観ながら
ゆっくりできるだろう?
森林や清流の動画でも流すか?」

「家の中で、自然の中の
ハンモックカフェごっこするの?」

「これとかどうだ?4Kの
大自然の映像と音が楽しめるぞ?」

あんまり普段そんな感じの動画って観ないから

大画面のテレビに高画質の
大自然が映し出されて

「いいな、長野か…信州だな」

その映像美に杏寿郎が漏らす様に言った

「こんな場所があるんだね」
/ 4730ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp