第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ
そう思っているが…ッ
ついつい そうついつい…
いや そうだイケメンが悪い
あんなイケメンが居たら
リアルにお近づきになれなくても
妄想のネタにする位は許して貰いたい
そして みくりが
ガーターベルトを購入した次の日の朝
今日の私は一味も二味も違う…に
違いないと勝手に思い込んでいるだけだが
ガーターベルトの特別な装備感は
紐パンが
いつ解けてしまうのかと言うスリルよりも
Tバックが
バレてしまわないかと言うスリルよりも
着けているだけで 特別感がある
朝のいつもの時間の電車の車内が
どうにもいつもよりも混雑している
混雑しているのは電車だけでなくて
いつも乗るバスも混雑して居て
大学へ向かう路線が込んでいる様だった
実は 私が乗っている路線のバスは
他にも大学のバス停に停まるバスはあるが
ちょっとだけ遠回りな経路をしていて
大概の大学生は別の路線に乗っているから
時間に余裕があって混雑を避けたくて
この路線も大学に停まると
知っている一部の学生しか利用してないのだ
その日は 他の大学行きの路線を
待っている客同士が話してるのを聞いたが
とある有名な芸能人が
大学の講堂で講義をするらしく
その講義の一般の参加希望者の様だった
ギュウギュウと満員電車程ではないが
いつもに比べると混雑しているバスの中で
いつもの特等席に座る事も出来ないし
仕方なく 立ったまま乗っていると
あのいつもの例の3人組が乗って来て
「んな、電車だけじゃなく、
バスも激混みじゃねぇかよォ。
はぁ~、だっる」
「仕方ないだろう?そう怒るな不死川。
今日の特別講義は、俺も興味があるからな」
「あー、あれか、たんまにウチの
大学がやってるアレねぇ。
割と有名な名の知れた所、お顔の広い
と噂のあの教授が呼んで来るんだって。
そんな話、聞いたわ」
いつもは一番後ろの席から
中央の辺りの彼等を見るだけなのに
今日は凄い…近いな
バスが駅を出て
身体が押されるほどの混雑ではないが
少しよろめいたら当たってしまいそうな距離で
カーブで車体がふられた時に後ろいた人に
背中を押されて その押された勢いで
煉獄の身体にぎゅむ…と自分の
おっぱいを押し付けてしまって
「すすっ、すいませんッ!」
「いえ、大丈夫ですか?
今日はいつもよりも混雑してるから」