第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ
あの日…
初めて バスの中で
あんな妄想をしてからと言う物
いやらしいエッチな下着を着けるだけでなく
その状態で バスの中で
いやらしい妄想に耽るのが
「私」の日課になってしまっていた
いけない事なんだと
悪い事なんだと思う程に
止めようと思いながらダメだと思いながらに
脳に初めてそうした時の記憶が蘇って来て
「私」はその誘惑に勝てないままで
ズルズルとそれを続けてしまっていたのだ
そんな「私」の妄想生活にも
そろそろ 限界があった
それは 私がTバックで仕事をするのが
当たり前になってしまって居て
すっかりそれに慣れてしまって居たのだ
要するに Tバックに抵抗はおろか
何も感じないのだ
木曜日は診療所の仕事は午後はお休みだから
午前中の仕事を終えて
バスで駅前に戻ると
私は駅ビルに入って居る
ランジェリーショップに
新しい下着を買いに来ていた
ぴらっと ランジェリーショップの
ワゴンに無造作に入って居るショーツから
一枚のパンティーを取り出して
両手でその端を摘まんで広げる
「うーん、…紐パン…か。
可もなく不可もなし…だなぁ」
紐パンを見て 普通すぎるって思っている
自分が居るから その辺りの感覚は
もう麻痺して鈍くなってしまっている気がする
Tバックよりも私を満たしてくれそうな
そんな下着がないかと
店内をさまよって居ると
みくりの目に
それを満たしてくれるような
そんなある物を見つける事ができた
それは総レースの黒のガ―タベルトだ
思わず そのガ―タベルトを眺めながら
制服の下にそれを装着するのを想像する
しばらく 感じて無かった様な
興奮をこれなら感じさせてくれると言う
期待が自分の中で膨らむ
黒のガ―タベルトと
ガーターストッキングを購入して
『ありがとうございました~』
帰ったら シャワーをして
家にある黒の勝負下着と一緒に
これを着けて 鏡で見たい…ッ
それから顔を映らない様にして
自撮りしたい…
別にその画像をどこかにアップするとか
誰かに送る訳じゃないけど
あの時の撮影した動画で例の3人組に
えっちな自撮りを送る様に
要求される妄想をしてから
そんな画像を自撮りするのが
ちょっとしたマイブームになっている
妄想と現実を混同してしまって
彼等を邪な目でつい見てしまう