第74章 地味派手な彼女の秘密 お相手:宇髄天元 現代パロ
そう 宇髄があそこと言って
前の座席の間を指差すと
僅かな座席と座席の間から
まるで こちらを覗いている目の様に
不死川の構えているスマートフォンの
カメラのレンズと目が合ってしまって
左側から 宇髄が
みくりの耳元に囁きかけて来る
「あの場所から撮ったら、顔
バッチリ映っちゃうかもね?」
そう言いながらも 更に一つ
その長い指がみくりの
ブラウスのボタンを
片手で外して来て
さっきまでよりも 前が大きく開くと
「ああ。驚いたな…こんなに大きいとは。
君は着痩せするタイプだったんだな」
そう言いながらも
左右からブラウスの前を開かれてしまって
紫色のブラと胸の谷間が露わになってしまう
「意外じゃね?服地味なのに。
こっちは派手なんだ…、清楚な感じに見えて
バスの中でえっちぃ自撮りしちゃう子だとかさ」
ツン…と 人差し指で
宇髄が左の乳房を
煉獄が右の乳房を
位置を変えながら ツンツンと突いて来て
「あっ…あの…、触らない…でッ、下さい…」
「じゃあ、さっき自分で撮ってたアレさ。
ここで再生して見せてよ?」
「そうでないと…、うっかりと
手が滑ってしまうかも知れんしな。
どうだ?不死川、撮れてるか?」
「んぁ?ああ。お前等の顔は映ってねぇよ。
俺を誰だと思ってんだァ?」
私の顔は あのカメラから撮って居る
動画にはバッチリと映っていて
今のこの状況を撮影されていると
そう思うと…触れられても居ないのに
胸の先端が 刺激を期待してしまって
そのブラから出ている部分だけを
ツンツンと突いて来る指が
その下に差し込まれるのを待っていて
ブルブルと震える手で
自分のスマートフォンを取り出すと
自分はその画面から目を逸らしつつ
さっき撮影した動画を3人から見える様にして
震える手で画面をタップして再生させる
「自分で撮った動画も、見れねェのか?
どうなんだァ?それともアレか?
付き合ってる男の命令かァ?」
そう前から声が聞こえて来て
付き合ってる男性の所為にする…
そんな考えが妄想の中で過る
そんな相手 長らくいないけど
妄想に設定は重要…と
妄想の中のいやらしい自分の役を
自分がロールプレイングしやすい様に
即座にその設定を組み込む事にした
全部 妄想だけど
「そう…、なんです…ッ、彼の命令で…ッ」