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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第73章 残りの結婚休暇の使い方 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



戻って来たのが午前様だったので
シャワーを済ませて
寝れる様に整え終わると
時刻は1時前になっていた

「なぁ、みくり。
今日はどうせ寝るだけだし、
あっちで一緒に寝てみないか?」

そう言って杏寿郎が
あっちと指さした方を見ると
そこにあったのは自立型のハンモックで

今日はベッドでなくて
ハンモックで寝ようと
そう杏寿郎が提案して来て

家に買おうかと言う話にはなってるけど

杏寿郎が返事を返さないで居ると
自分はハンモックの上に上がってしまって
ちょいちょいと手招きをして来るから

「ちょっとお昼寝ぐらいならいいけど、
寝返りできないよ?ハンモック」

「買おうって話、しただろう?
ちょっと調べてみたんだがな。
ゆりかご効果と言う、睡眠の質を
高める効果があるらしいぞ?」

杏寿郎がパスと言って
こっちに手を広げるので
ベッドの頭元から備え付けてあった
枕を取ってハンモックの上に居る
杏寿郎に投げて渡すと

「もう、1つくれないか?」

「はいはい、もうひとつね」

みくりがもうひとつ枕を取って
ハンモックの上の杏寿郎に渡した

その枕を2つ
並べると片側に自分の頭を置いて横になって
自分の隣の枕をポンポンと叩くので
ここに横になりなさいって意味なのだろうが

照明の調整はベッドボードなので
就寝しやすい明るさに調整して

「掛け布団は?要らないの?
私は掛けて寝たいけど…」

「なら、掛け布団も持ってくればいい」

そう杏寿郎が言うので
枕をさっき取ったベッドから
掛け布団を持って
ハンモックの方へ移動すると
杏寿郎がみくりの手にあった
掛け布団を持ってくれて

ハンモックの上に上がると
杏寿郎が置いた枕の上に頭を置いて横になると

杏寿郎が持っていた掛け布団を掛けてくれて
その上からトントンと身体を叩かれる

「どうだ?これならここでも
一晩眠れそうだろう?船乗りは
ハンモックで寝てたんだからな。
ハンモックの揺れは、不眠だけじゃなくて。
ストレスの解消にもいいらしいぞ?」

ゆらゆらと心地のいい揺れに
一気に睡魔が襲って来て
ふぁ…と口元を押えながら
みくりがあくびをすると

「もう、眠たくなって来たか?
おやすみ、みくり」

そう言っていつものおやすみなさいの
キスを杏寿郎が額にしてくれて




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