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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第73章 残りの結婚休暇の使い方 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



その日の朝食はお好みのスライスした野菜と
繋ぎのないビーフ100%の分厚いパティを
自家製のバンスでサンドして作る
ボリューミーなハンバーガーで

揚げたてのフレンチフライと
カットしたフルーツが一緒に
バスケットの中に納められていて

ドレッシングが数種類あるから
ハンバーガーに挟まらなかった分は
サラダとして食べる事もできそうだった

パティも結構分厚いから
トマトのスライスとアボカドのスライス
レタスとオニオンスライスを挟むと
結構な厚さになってしまって

爽やかな朝の森の空気を感じながら
ウッドデッキで朝食を摂る

「凄いっ、分厚いね。美味しそうだけど、
これ、食べられるかな?顎外れそうなんだけど」

「自家製のジンジャーエールも、
しっかりとショウガが効いてて美味いな」

自家製のすりおろしのショウガが
沢山入ったぴりっと刺激的な
甘味の少ないジンジャエールも
グランピングの朝って感じがするな

分厚いハンバーガーに悪戦苦闘しながら
みくりが食べていると
ある程度食べ終わって居た杏寿郎が
食後のコーヒーを淹れて来ると
一旦クリアテントに戻って行ってしまって

テントの中でコーヒーを淹れる用意をしている
杏寿郎の姿を眺めながら 
分厚いハンバーガーに齧り付いた

「どうしたんだ?みくり。
視線を感じると思ったら、君だったのか」

「え、いや、私の旦那さんは
コーヒー淹れてるだけでも絵になる
男前だなぁって思って見てただけだよ?」

こっちがそう言ったら
変な顔をしてこっちを見ていたから

「杏寿郎はさ…、成瀬さんの事さ嫌いなの?」

もぐもぐとハンバーガーを
頬張りながらみくりが尋ねて来て
ムッと杏寿郎がその言葉に顔を顰める

「じゃあ、聞くが。君にとっては
あの人は既婚者だし、自分の事は
妹とぐらいにしか思ってないと思ってるのか?」

杏寿郎の言葉に何を言いたいのかを
あっちも理解した様で
ムッと今度はみくりが顔を顰めるので

「彼が君の事を、あくまでも
ビジネスパートナーとしてしか
見ていないと言う保証もないだろう?
例え既婚者でも、秘書が愛人兼任なんて
ありがちな話じゃないのか?
ああ、もういい。どうせ杏寿郎の
考え過ぎだ。成瀬さんはそんな人じゃないだろう?」

こっちが答える前にそう杏寿郎に
言われてしまったから
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