第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
そのまま みくりに口付けて来て
舌をそのまま絡め取られて行く
蕩けたマシュマロの塊が
お互いの舌の間にあって
彼が舌を絡めて来る度に
舌にマシュマロの味が
杏寿郎の唾液と一緒に絡んで来て
「キスも…、甘く…て、
蕩けてしまいそう…だな?」
焚火の熱で甘く蕩けたマシュマロの様に
絡め合った舌と舌が熱く蕩ける
甘い甘い…杏寿郎のキスに
トロトロに溶けて行くのは
私の口の中…なのか
それとも頭の中…なのか
「んっ…はぁ、ぁん、杏寿…郎ぉ」
キスとキスの合間に口の端から
蕩けた声がみくりの口から漏れる
甘く蕩けたみくりの
声が耳から入って来て
「そんな蕩けた声を聞かされたら、
俺の頭の中が…、蕩けてしまいそうだ」
その杏寿郎の熱と色気を含んだ
熱い甘い声が
私の鼓膜から入って来て
首筋の中を痺れになって走って行く
耳の縁を彼の舌がなぞって来て
ふぅっと吐息を吹きかけられる
ちゅぅ…と音を立てながら
首筋を彼のキスが下って来て
「ふぁ、ァ、ぁあ…、んぁ゛んッ」
「…ふ、君の声も甘く蕩けて来た様だが。
まだ、どうにも甘さも蕩け具合も
足りないな。もっと…トロトロに蕩ける
奥さんを、味見したい…所なんだが?」
3人掛けの大きなソファの上に
身体を倒されてしまって
そのまま 杏寿郎の手が下腹部に触れて来て
太ももの内側に滑り込んで来る
「んんっ、やっあ…ンんッ」
際どい部分のすぐ近くに
彼の手の存在を感じてしまって
鼠経をスルスルと撫でられると
その手がその内側に滑り込んで来るのかと
ドキドキしてしまいながらに
「ふあぁ…んんぅ、んはぁ、ぁあんッ」
トロトロと期待で自分の中が
潤って来るのを感じるから
鼠経を撫でていた手が離れて
ほっとしたのも束の間で
その手を腰の後ろに回され
仙骨の辺りをじんわりと彼の手の熱で
温められながら圧を掛けられて行く
「腰も…、弄られると
蕩けてしまいそうになるんだろう?」
「んやぁ、言わない…でッ、腰…ッ
ダメなの…、腰…ばっかりされたらぁ、
んはぁ、あぁんッ、腰…もッ
お腹の中も…溶けちゃう…の」
「溶けるのは…そこだけか?みくり」
身体に回せた腕で彼女を支えながら
その手の平を頬に添えると
彼女の蕩けた声を奪う様にキスをする