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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ


杏寿郎の隣に収まると
彼はまだ暑い様で
私の身体が冷えない様に
私にだけ肌布団を掛けてくれて

布団の上からグッと回された腕で
引き寄せられて
お互いの身体が寄り添っていた距離から
お互いの身体が触れ合う距離になって

心地いい倦怠感に
そのまままどろむ

「後、3回…だな」

「いや、それ…ノルマじゃないからね?」

1日に4回って単純計算したから
彼の中でそうするみたいな
そんな風になってるんじゃないかって

「ああ、朝の分…も
考慮して計算してなかったな」

朝…好きだな 杏寿郎

「好きなの?朝にするの…」

私は朝は…どっちかと言うと…
あんまりなんだけどな…

「朝の寝起きの時に、するのがいいんだろ?
その顔は納得できてない顔だな?
朝でも昼でも、夜でも…だろ?」

したい時がし時とでも
言いたそうだけど

新婚旅行の時を思い出せば
朝も昼も夜も あんまり関係ないのかも?

「差し当って…の話なんだがな」

そう杏寿郎が言って来て

とりあえず…何なのだろう?と
その続きを待つと

「するだろ?もう一回」

「え?今から?」

「そう、今から」


「もう、1回?」

「もう、1回、2回」


「やっ、ちょっと。
さりげなく、回数増やさないでよ」

「2回、3回でもいいが?」


そう首を傾げながら
杏寿郎が言って来て

「杏寿郎さぁ、こんな事
言うのもアレなんだけどさ」

「回数の事か?それはいつも
文句言われて来たからな、自覚してるが」

彼が歴代の彼女さん達と
上手く行かなかった原因が
その辺りの性的な不一致だったのだが

「回数減らせないなら、せめて…」

「時間を短くしろって話か?
最近は、着けてない事多かったから
俺の割に短かっただろ?それに
普段から、あの時間で慣れてるなら。
短くしたらしたで不満にならないか?君が。
今だって、いつもよりも控え目だっただろう」

スルッと杏寿郎の手が
下腹部を撫でて来て添えらえると
グッと圧を掛けて押されて
そのまま子宮を上から揺すぶられる

「ねぇ、杏寿郎…」
「ん?何だ?みくり」

「カーテン閉めて?」
「閉めたら…いいのか?」

「ついでに電気も…」
「それなら、いいのか?」

カーテンを閉め切って
テントの明かりを落としても

天井は開放的なままだから

杏寿郎の向こうに星空が見える



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