第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
さっき あれだけ出したばっかりなのに
凄い 杏寿郎の元気いいな…と
杏寿郎のその部分を
思わず見入ってしまっていて
ふと ある事が気になってしまった
私が彼のモノにこれを着けるとして
そうしたら そうする訳だから
「どうした?みくり」
コンドームを持ったままで固まって居たので
杏寿郎が声を掛けて来て
「ねぇ、杏寿郎。これを着けるでしょ?」
「ああ、そうだな。着けるな。
で?それがどうしたんだ?」
「そうしたら…だよ?するよね?」
「それはそうだろ?その為に着けるんだから」
「明るいよ?」
クリアドームテントの照明は煌々とついて居て
昼間と変わりない明るさで
「男は、明るいの好きだろ?
色々と良く見えるからな、嫌か?」
「ねぇ、カーテンとか…しなくていいの?」
「折角、こんなテントに泊まるんだ。
ちょっとした冒険も悪く無いんじゃないか?
このテント自体は木の柵で囲まれてるし、
柵の戸はロックしてあるだろう?」
プライベートな空間にする為に
クリアなドームテントは木の柵で囲まれてるし
その周囲を囲っている柵の出入り口は
中からロック出来る様になってるから
あっちが勝手に居る時には入れない様になっている
「開放的すぎない…?」
「そうだな。本来ならこっそりと
身を潜めてするような事だもんな。
でも、ここでしか出来ないだろう?
こんな風に開放的にする…なんて」
確かに 普段はこんな開放的な
状況でするなんて出来ないし
ここでしか出来ないと言えば出来ないけど
「でっ、でも…落ち着かないと言うか」
「目閉じるだろ?どうせ」
そう言ってつんと杏寿郎の指先が
みくりの瞼の近くに触れて来て
「そ、それはそうだけど…ッ」
「でも、忘れられない特別な
1回になりそうじゃないか?」
杏寿郎とはもうかなりの回数
身体は重ねて来てるから
その1回1回のセックスを詳細になんて
記憶し切れるなんて事はないけど
クリアドームテントは
細かいハニカム構造になっていて
透明の素材を繋ぎ合わせてあるから
「カイロウドウケツ…、みたいだろう?」
そう天井のその網目状の継ぎ目を
杏寿郎が指さして言って来て
「新婚旅行の時にした
ドウケツエビの話…、憶えててくれてたの?」
「君にしては珍しい、
いい感じの話だったからな」