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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「510,065,600 km²」

杏寿郎がそう膨大な面積を呟いて

「?」

「この地球上の総面積だが?
海面も含む面積だが、その中に
約80億人の人間がいると仮定して…もだ。
その大きな世界の沢山の人が居る中で、
今、俺と君はこの小さな世界で
こんな事をしようとしてるんだからな」

「ねぇ、杏寿郎…」

この開放的な世界がその話で
急に小さく感じてしまって

「みくり、どうだ?
今、こうして俺とここに居る事も
俺と夫婦になったのも、全部…
それは自然にそうなったには
違いないが、特別な事に感じられないか?」

「じゃあ、感じとく?
一緒に今ここに居る、幸せでも。
一緒に、感じちゃう?杏寿郎」

会話を交わしてる内に
半勃ちぐらいになっていた
杏寿郎のモノを口に含んで吸って
圧を掛けて圧を緩めるのを
数回繰り返すと またガチガチに硬くなって
そう出来る位の硬さを取り戻すから

杏寿郎から受け取った
コンドームの封を表裏確認して切ると
液だまりにエアが入らない様にしながら
勃起した杏寿郎のモノに根元まで
しっかりと被せて行く

「口で着けてくれないのか?」

「出来る訳ないでしょ?」

「ははは、流石にそれは
玄人かと疑うからな、冗談だが」

「ねぇ、これでいいの?合ってる?」

着けてあげた事は無いから
ちゃんと装着できてるかと
杏寿郎に確認すると

「もしかする…と、初めてなのか?」

「悪いの?着けた事ないよ、こっちからは」

「今日は、初めて尽くしだな」

ギシッと…ベットが軋んで
上から彼が覆いかぶさって来て
その双眸に見下ろされる

どれだけ 世界が広くても
どれだけ 沢山の人が居ても

今ここに居るのは
私と杏寿郎の2人だけでしか無くて

自分の五感で感じられるのは

自分の心を満たすのは

自分の心が求めるのも

目の前の彼でしか無くて


「杏寿郎…、好き…ッ、
杏寿郎の奥さんになれて…幸せ」

スルッと杏寿郎の手が
みくりの頬を撫でて来て
そのままお互いの唇を合わせて

視線と視線を交あわせる

「俺も、みくり。君と結婚出来て、
夫婦になれて幸せだ」

「杏寿郎…もっと、杏寿郎で
いっぱいにして欲しい…の。
もっと、杏寿郎を感じたい、沢山」

彼女がそう言いながらこちらに
手を伸ばして来て
そのまま縋り付かれると
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