第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
口の中から鼻腔に向かって
彼自身の濃密な雄の匂いが
抜けて来てくすぐって来るから
脳に直接 その匂いを感じて
自分の中がその雄の匂いに反応して
自分の芯の雌の部分を刺激して来る
性欲と言う括りにしてしまえば
この本能的な情動もそれになるのかも知れないが
もっと 動物的な人の枠の外の様にも感じる
自分がそう感じてる時に
人間も動物なんだよなぁって思ってしまうし
彼が今そうしたら中にって言ってたけど
自分の自分を全部取り払った奥にも
本能的な動物的な部分で
そうなりたいと言う 子孫を残したいと言う
自分の言った事とも矛盾する物が
根底にあるのは感じるから
「みくり…ッ、ハァ、
口、そこからッ…離してくれないか?」
そう自分の中の吐き出したい熱が
いよいよに迫っているのを感じて
咥えているモノを離して欲しいと言うが
彼女の方は俺のを開放してくれるつもりはなくて
吸い上げて圧を掛けて頬の内側と舌で
更に扱き上げて来ながらも
杏寿郎の骨盤の辺りに添えた手で
もっと奥までと促す様に引いて来るから
自分のその熱で奥に押し込みたくなるのを
抑えつつも 彼女の頭に手を添えて
顔を上げさせると頬に手を滑らせる
自分のモノを咥えてる顔を見ていると
ソコから離させるのが惜しくなってる自分がいて
「…出て、しまいそう…ッなんだが?」
さっきまで自分で出そうとして置いて
いざそうなりそうになって
何故かそれを惜しいんで居る自分がいて
「っ、ハァ、離して…くれない…か?」
ソコから口を離さないで
咥えてるから声も出せないのだが
小さく首を左右に振って否定して来て
どうやらどうにも 出すまで
解放はして貰えそうにない様だった
こうして杏寿郎のを口でした事は
それなりに長い付き合いなのだから
何度もあるにはあるんだけど
どうにも 彼は口とか手でイク位なら
その分したいとのご希望なので
そうなるまでさせてはくれないから いつも
でも 今日は…そうなって欲しいし
そうしたいって気持ちが
自分の中にあるから
そのまま 彼のモノに手を添えて
自分の喉の手前まで含むと
ゆっくりとその奥に飲む様にして
彼の亀頭を口の中から喉の方へと送って行く
喉の奥を押し広げて行く感覚と
彼の匂いが口の中から鼻に
それから喉の奥へと抜けていく様で
その香りに満たされる