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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「鰻には無いのか?」

「鰻?血に毒があるって話以外で?
背開きと腹開きの話とか?
あのヌルヌルとしたヌメリはムチンって
成分だって話とか?でも気まぐれクックで
いつも、してる話だけど?鰻の刺身食べないの?」

まだ杏寿郎が手を付けていない事を
気にしてみくりが声を掛けて来て

てっさを食べる様にして
うなぎの刺身を食べてみると

「食感がコリコリしてるが、味は
癖が無いし、臭みもなくててっさみたいだな」

「でも、鰻だけあって脂はしっかり
乗ってるから、あっさりの中に
味があって美味しいよね?」

鰻のお造りの後には
白焼きにした鰻の表面を
炙ってある物をバルサミコ酢で頂く

「んんっ!これは新しい感じ。
でも合う。合うし。こっちにも合う」

バルサミコ酢のと相性は良かったようで
かなり白ワインは進む感じな様で
グラスを空にしていたから

ああ言えば みくりは意地張って
自分だけでボトル空けるだろうから

みくりは酒には酔わない方だが
流石にワイン1本
一人で全部飲めば酔うだろう

これの前にも スパークリングワインの
ハーフボトル空けてるんだしな

久しぶりに今夜は良い感じに
酔ってる奥さんが見られそうだな

それに 妊娠してしまえば

酔ってる方の奥さんも

しばらくの間お預けになるもんな

酔うと自制心が効きにくくなるから
いつもは抑えられている
感情的な部分だったり本能的な部分だったりが
表に出て来やすくなって

素直に言葉と行動で
俺を求めてくれる様になるから

でも 普段は飲んでいても そこまで
深酒しない所の位で留めてる時が多いから

そうなる お嫁さんを見るには
かなり飲ませないとダメだからな

鰻ばっかり続いた頃に
運ばれて来たのは

地元の和牛のステーキで
熱した鉄板で
焼き野菜と共にお好みのソースで頂ける

鰻の入った茶わん蒸しに

メインは浜名湖の鰻の
かば焼きと白焼きの食べ比べ重で

その後にコースには無いが
オーナーからと言って
提供されたのが
蒸したドウマンガニで

「かねこさんの動画にも、
しばしば出て来るドウマンガニ。
別名ノコギリガザミ。浜名湖は
ドウマンガニ有名みたいだね」

「食べた事あるのか?」

「ドウマンガニ食べるのは、初めてだよ。
モクズガニも気になるけどね」




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