第72章 残りの結婚休暇の使い方 中編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
杏寿郎が予約してくれていた
浜名湖のレイクビューのオーベルジュは
弁天島にあって
そこのすぐ目と鼻の先にある
大きな公園に隣接する形で
成瀬さんの経営している新しい
オープンしたばかりのグランピング場があって
オーベルジュまでの送迎もして貰えるらしく
グランピング場にも専用の露天風呂はあるが
オーベルジュの方の大浴場も
利用が出来ると言う事なので
その間のピストン輸送をしてる様だった
先月にオープンしたばかりの
ピカピカのグランピング場は
さっきのうなぎパイの工場からは
車で15分ぐらいの距離にあって
レイクリゾート グランピング
グラングラリア 浜名湖
と木製の看板が掲げられていて
今日からここで3日間
お世話になる訳なんだけども
まさか意外な人物に再会を果たす事になって
前に中条市でトレーラービレッジで
お世話になったみくりの同級生の
松代真希の姿があって
「真希ちゃんっ!!どうして
真希ちゃん。転勤したの??」
「そんな訳ないじゃん、今は
ここのオープニングスタッフの
教育係してるだけだから。
そんな事よりも、もしかして授かり旅行とか??」
そう松代がニマニマしながら
口元に手を当ててそう言うと
「ああ、大丈夫大丈夫。
敷地が広いし、テントの配置は
凄い離してあるし。それに
あんな見た目してるけど、
防音性もあれで意外とあるから。
結構、大きな声出ても大丈夫よ?」
「いや、真希ちゃんまだ何も言ってないけど」
バシバシと松代に叩かれながら
前にトレーラービレッジの時と同様に
タブレット端末でチェックインして
今回は敷地が広いので
担当のスタッフがカート送迎してくれるらしい
敷地の中央の大きな広場には
巨大な透明のドームテントがあって
中にはドリンクサーバーが見えて
カフェになって居るから
毎日BBQしなくてもいいよ言って居た
ドリンクのコーナーは
無料でソフトドリンクから
ちょっとしたアルコールも
好きな時に無料で楽しめるらしい
広い敷地に点在してると
説明を受けたのだが
そのテントを見て納得が出来た
泊まるテントも透明なのだ
大きなシャボン玉の中にダブルベットがある
それも2台並んでるから4人用の部屋の様だ
「丸見え過ぎるが…?」
「え?カーテンあるじゃん」