第71章 残りの結婚休暇の使い方 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「子供は欲しいには、欲しいが。
まだ君を俺だけで独り占めして置きたい
気持ちもあるしな。そう慌てなくても
いいかとも、迷ってしまってるんだ」
その後杏寿郎がある事を
耳元で耳打ちして来て
「ちょっと、キュンとしたの返してよ。
どうせ、杏寿郎の事だから、
そんな事だろうとは私も思ってたけどッ」
人の胸の先をもっと開発したいとか
それで悶えて乱れる姿を
堪能したいとかそんな感じの事で
非常に旦那さんらしいご意見だったんだけども
「いや、あんな反応されてしまったらなぁ。
こっちの決心も揺らぐだろう?
この週末、お預けにしたのも惜しまれる位だ」
「それは、杏寿郎が自分でお預けに
したんだよ?子供作るからって…ッ」
だから月曜日に置いておくって
言ってた うん 言ってた
「ね、ねぇ?杏寿郎さん?」
「どうしたんだ?みくり」
「いや、どうして私は
ソファの上に押し倒されてるのかなぁとか」
「考え方が変わったんだ、
慌てなくても良いだろう?
何も夫婦の営みの目的を、
子作りだけに限局
してしまわなくてもいいだろう?」
「やっ、ちょ、我慢するの話どこ行ったの?」
いや もう旦那さんにそれが
守れるとも思ってなかったけど
チュウッと首筋に杏寿郎が吸い付いて来て
チリッと痛みが走るから
「んっ、やっ、跡、見える所ダメって
いつも言ってるのにぃ~、んっ、ダメって」
前にしのぶちゃんに
首は見えるからダメだよって
言われた話をしたんだけど
杏寿郎には逆効果で
見える場所に付けたがるから
「見える所は…跡付けちゃ、
やっ…っだ、んぁあん、ダメって
言ってるのにぃ、聞いてる?は…ッんッ」
「見えない場所ならいいのか?」
「見えない場所なら、…いいよ?
でも、してる最中に、首に跡付けるでしょ?」
そうしてる時だったら
文句言われないからとでも思ってるのか
一回 注意したらそうして来る様になったし
「なっ、気付いてたのか?」
「痛い程吸ってたら、気付きますッ!」
「な、なあ、みくり。
もしかしてももしかしなくても、
俺の可愛い奥さんはお怒りだろうか?」
プイっと顔をみくりに
反らされてしまって
「見えない所だけね?だったらいいよ?」
チュウッと鎖骨のすぐ下の辺りに
跡を付けられてしまって
「ちょ…、そこも見えるッ」