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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第71章 残りの結婚休暇の使い方 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「二段構えで来てたのか、あの人らしいが。
とりあえず、そこに君は行きたいんだろう?」

「うん、ちょっとドーム型のテントね
前から気になってたから。それも
普通のドーム型のテントじゃないし。
あ、そうだ、お昼ご飯、そうめんでいい?
まだあのそうめん残ってるんだよ。
素揚げにした夏野菜に大根おろし乗せるから」

シャワーをしに向かった
杏寿郎を見送って
成瀬さんにLINEを送って置いた

冷凍庫に鳥の胸肉あるから
それをレンジで蒸し鶏にして一緒に乗せて

冷凍庫の邪魔な中途半端に
残してる肉も整理できるし

ゴソゴソとお目当ての
鳥の胸肉を探して冷凍庫の中を見ていると

成瀬さんからの返事が返って来て

さっきの話とは別の提案を
成瀬さんがLINEでして来て

元々杏寿郎が予約してくれていたのは
浜名湖の中でも料理が美味しいと有名な
レイクビューのオーベルジュで

予約していたのは22日からだけど
空きがあるから21日から
連泊しないかって提案と

その21日の夕食を
そっちのオーベルジュでどうかって
提案をして来てくれて
浜名湖らしい鰻と地元の食材を
使った自慢の創作料理のコースでもって

スマートフォンを持ったままで
みくりがバスルームへ向かうと
シャワーを浴びている杏寿郎に
みくりが声を掛けた

シャワーの音で聞き取れなかったらしく
杏寿郎が髪の毛からボタボタ
水滴を滴らせながら出て来て

「一体どうしたんだ?俺が
シャワーを浴びる時間位
待ってくれてもいいだろう?」

「だってぇ、早く話したかったから~。
ねぇ、杏寿郎さ。杏寿郎がさ
元々予約してくれてた方ね、
鰻のコース頼んでくれてたの?」

俺はどこを予約したかはおろか
どんなプランで予約したのかを
みくりには内緒にしていたから
それを知ってる口ぶりに
成瀬さんとやらが要らない事を
みくりに教えたのは分かったが

そっちをキャンセルして
別の場所にって話になったはずなのに

何故かわざわざ風呂場まで
待てないと言いたげに みくりは
話をしに来て その事を蒸し返して来るから

「あ、ああ。そうだったんだが。
折角わざわざ浜名湖まで行くからな。
普通に食べるだけじゃなくて、
色んな鰻を食べる楽しみ方が
出来る方がいいと思って…ッて」

そのまま抱きついて来られてしまって
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