第71章 残りの結婚休暇の使い方 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
そう言えば前に
天橋立に新しく出来た
ワンランク上のグランピング施設に
夏にでもおいでって言われていて
こっちが連絡する気配が無かったからと
成瀬さんに言われてしまって
『そうしたらさ、あっち
…予約してくれてたんでしょ?
予約するんだったら、言ってくれたら
良かったのに。まぁ煉獄なんて苗字さ
そんなに無いから、そうだろうとは思ったよ?』
成瀬さんのその言葉を聞いて
杏寿郎が予約してくれた場所が
成瀬さんの経営してる宿泊施設の様で
『それでさ、そっちもいいんだけどね。
先月にさあっちにオープンした
ばっかりの方があるんだけど
そっちに泊まりに来ないかなって』
先月にオープンした方に
宿泊先を変更しないかと提案して来られて
そこのHPと画像を成瀬さんが
LINEから送ると言ってくれたので
そっちへの宿泊先の変更をしないかって
提案をして来て
「杏寿郎さんが帰って来たら、
相談して折り返しLINEしてもいいですか?」
『いいよ、勿論。
じゃあみくりちゃんからの
連絡待ってるから、ご主人によろしくね?』
成瀬との通話を終了して
「お風呂の掃除とトイレの掃除しなくちゃ」
本来の目的を思い出して
トイレとお風呂の掃除をしに向かって
トイレの掃除をし終わって
風呂の掃除をするのに
「ショートパンツにするか、濡れるかもだし」
上も濡れたらやだなと思って
ベッドルームに着替えに戻って
上のTシャツを脱いでキャミソールの
カップ付きの肌着とショートパンツにして
LDKのオススメの
ルックプラスの
バスタブクレンジングの
銀イオンプラスのやつを
先にバスタブにスプレーして置いて
それを放置しながら
シャンプーやらのボトルを置いている
棚や壁を擦り洗いしてそれを待つ
日常的に毎日
湯船に浸かってる時に
壁とか床とかは放置系でしてるから
こうしてちゃんとお風呂掃除って
気合入れてするのは
たまに位にしかしないけども
天井は杏寿郎が帰って来たら
杏寿郎に壁の上のしにくい所と
天井を杏寿郎に任せる事にして
玄関が開く音がして
杏寿郎が戻って来たから
「ただいま、みくり
っと、風呂掃除してたのか?」
「うん、お帰り杏寿郎。
あ、もしかして、シャワー使う?
使うんだったらさ、ついでに
壁の上の方とさ、天井して欲しいんだけど?」