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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第71章 残りの結婚休暇の使い方 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「俺の手の届く場所にあるのが悪いんだ。
あったら、触らないと失礼だろう?」

「んやぁ、触ってって言ってないっ
んあぁあぁ…ッ、あぁ、頼んでないからっ」

「それに、昨日のあの反応を見せられたらな。
そうしたくなってしまうし、それを
俺に我慢しろと言うのも、無理な話だろう?
まぁ、風呂の中でもこの触り方を
するのに、何ら問題はないと分かったし。
のぼせる前にあがるか?」

当然 腰に来てるので
恨めしい視線を湯船から
杏寿郎に向けるしか
私には出来ないのだが

「で、どうする?自分で動けるように
なるまで、そこに居るか?
それとも俺にベッドまで運ばれるのに
君が同意するなら、そこから
出るのを手伝うが?」

いや それ もう
このままベッドに直行便だって
言ってるじゃん その笑顔が

言ってるよね?

ここまで人を煽るだけ煽って置いて

下も疼かせて置いて

私がどっちを選ぶか何て
分かり切ってる事なのに

ズルい



「運んで?…杏寿郎。
ベッドまで、連れてって欲しいの」

「いいのか?運んで終わりじゃないぞ?
むしろ、運び終わってからが本番になるが
それも、勿論承知して言ってるのか?」

そうもっと 言葉にして
言いなさいと 促されてしまうから

ギュッとそれ以上の言葉を紡ぐのに
恥ずかしくなってしまって
瞼を強く閉じると
握った自分の手を口元に添えて

その先の言葉を選んでいる様で

湯船の中に向けていた視線を
杏寿郎の方へとみくりが向けて来て

じっと熱の込もった視線を向けて来るから

彼女の芯に 火が灯り始めてるのが
その視線から見て取れるから

こっちの情動的な本能を
一気に煽って来られてしまって

俺の可愛い奥さんは

どうにも 俺を煽るのが

天才過ぎるなと 感じずには居られない

「それも今夜は、…どうにも
手加減が出来そうに…ないんだがな?
少々手荒く…ッしてしまうかも知れんぞ?」

そう言葉を紡ぐ言葉の合間に
荒い呼吸が混じってるのが
みくりの耳に入って来ていて

スイッチが入っちゃってる方の
杏寿郎になってるのは

きっと 飲んで帰って来てるからだ


「…あっちで、続き…したくない…の?」

そう震えた声で返して来るから

「するに決まってる」

そのまま腕を掴まれて
湯船から引き上げられると

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