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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第71章 残りの結婚休暇の使い方 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「その事はね、もう大丈夫。
それにね、思ったんだよ。私ね。
縁があったらまた会えるだろうしね」

「まぁ、君がそう言うなら。
俺はそれでいいんだが…」

それまでずっと妊娠に対して
否定的な態度だったのに
何が急に彼女を変えたのか
俺にも意味が分からないが

その態度からもその件は
彼女の中で納得が付いて
解決がしたんだなとは俺の目にも

見て取れるので

千寿郎が言って居た話を
言うかどうか迷ったんだけども

「さっきね、電話があったの」

「電話?誰からだ?」

「杏寿郎のお父さんから。
あの時の私がね、知りたかった事
お義父さんから聞いたの」

「父さんが?君に?」

それでピンと来てしまった
千寿郎が父さんに話したんだって

俺が聞いた話をどこまで
彼女に伝えるか情報を偽らない様に
先にあっちに手を回してたか

千寿郎…め

流石だな 俺の弟は

あの頃とは違うが 俺の弟だな

「あ、そうだ、杏寿郎。
食べたりない事ない?
もし、お腹に余裕がありそうだったら。
ほりにしで作ったチャーハンのね、
残りでおにぎり作ってるんだけどね、食べる?」

ほりにしと言う言葉が
みくりの口から出て来て
その味が杏寿郎の脳内で思い出されて

食欲が刺激されて来るから

「あるのか?」

「うん、ご飯をねいつも通りに
炊いちゃってたからね。
もう、全部チャーハンにしといたら。
杏寿郎が食べるかなぁって」

「食べる、食べたい。
ほりにしのチャーハンも食べたいが。
食後のデザートもあるのか?」

「え?特にデザートは用意してないんだけど」

「今日は金曜だぞ?あるんだろ?」

むっとみくりが不満そうに
その顔を歪めると

「デザートは木曜日にも食べた気がするけど?
馬鹿な事言ってないで、シャワーして来たら?
上がって来る位に温め直ししとくよ?」

「いや、先にデザートでも
俺としては大歓迎だがな?
背中を流しに来てくれるサービスとか。
あったりとか…しないのか?」

「もう、馬鹿な事言ってないで
さっさとシャワーして来たら?」

待ってるからなと言い残して
杏寿郎がバスルームへ向かったから

これ 行かないと何で来なかったんだって

言われる…やつかな?これ?

でも行ったら行ったで

冗談だったんだが本気にしたのか?とか

言われるやつかな?これ?



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