第3章 訪問看護 お相手:煉獄杏寿郎
口付けながらも
ゆったりとしたリズムで揺する
「もう、……限界か?」
「んっ、はぁ、杏寿…郎、もっ…ーーって?」
最後の方が途切れて掠れて聞き取れず
「みくり、もう一度、いいか?何て…」
杏寿郎の言葉に
みくりが乞うような
それで居て求めるような
視線をこちらへ向けていたので
聞き返しておいて あれだが
言わんとしていた事がわかったので
「しかし、いいのか?このままだと…」
このまま俺が果ててしまうまですれば
当然彼女の中にそれを出してしまう訳で
そうは言っても
俺もそろそろ限界ではあるが
「ああ、そうだ、こうすればいいんだな」
何をどうするのかと考えていると
むくり と下に居た杏寿郎が
体を起こして来て
繋がったままでみくりを支えながら
回転して自分が寝ていた場所に
みくりの体を倒した
みくりがそれに難色を示して居たので
「あのまま、中に出される方が
君は良かったか?」
と尋ねられてしまって
「こ、これで……でも、足が……」
「なら、問題はないな、足は心配いらんぞ!
呼吸で筋肉を固定しておけばいいんだろう?」
ズンッと奥まで突かれて
求めるように指を絡められて握りこまれる
「みくり、…ハァ、
みくりっ、…みくり」
何度も名前を呼ばれて
それまでとは比べ物にならない
激しさで腰を打ち付けられる
ズンッ パンッ パンッ パンッ パン……
「あっ、あっ、ん、はぁ、んっ、
はぁああああんっ!やあぁんっ!」
次々に押し寄せる強烈な快感の波に
続けて絶頂を感じて
「あぁ、あ、ああああーんっん!!」
ひと際 大きな絶頂と共に
ふんわりとした高揚感に包まれて
ぼんやりとまどろんでいると
彼の熱い熱が
お腹から胸の辺りまで飛んできて
あまりの熱さに火傷するんじゃないか
って思ってしまった