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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第71章 残りの結婚休暇の使い方 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ



「そうか、一姫二太郎とは言うが。
その辺りは、自然に委ねるか?」

「どっちかと言えば、自然と
言うよりは杏寿郎に委ねる感じだけどね?
子供の性別に関しては、昔
生物で習ったでしょ?性染色体の話。
XXとXYの話ね。昔生物の教師が
生物学上、男性より女性の方が
優れてるんだって言ってたけどもね」

いつもは生き物に関する
豆知識だが今日は人間に関する
豆知識の日なのかと
杏寿郎は内心考えていたが

みくりがそれ以上の話を
する事もなくそのまま
バスルームを後にしてしまって

話も途中だったから
そういう時は考え事をしてるのだろうが

身体を拭きながらそのまま行ってしまって

「なぁ、みくり。
まだ何か考え事をしてるのか?」

「いや、その…何て言うか」

ダイソンのドライヤーの
コードをクルクルと指先で弄んでいて
どうにも心ここに在らずな感じだ

そうするのに同意して置いて
その気があるのか無いのかも怪しいしな

かと言って浜名湖に
気持ちが向いてる訳でもない感じだしな

「君が前に話してた、気掛かりの話なら、
明日千寿郎からその事を聞いて来るつもりだが?」

「いや、それが
気になってるんじゃなくって。
その、今まではそうならない様に
してた…訳でしょ?一応はさ?
生殖を目的とはしてなかったと言うかさ?
昔習ったよね?生殖と快楽と
コミュニケーションなんだって話」

行為その物の意味の違いを
俺に問いたいのだろうか?

「生殖を目的とした行為と
そうでない行為の違いでも
君の事だから考えてるんだろうが……」

ゾクッとする様なそんな寒気の様な物を
杏寿郎から感じた様な気がして

杏寿郎が今度は自分の口元を
押さえながら何かを考え込んでいて

ドライヤーを掛けてくれてるけど
同じ場所ばっかりなんだけどな

「ねぇ、杏寿郎?
頭そこしか乾かないんだけど?」

「さっき、君が言って居た話なんだが」

さっきの話と言われて
何の話と言いたげに
みくりが首を傾げると

「する事は、同じだろうと言いたかったが
同じでも無さそうだ…と自覚した所だ」

スルッと後ろから
杏寿郎の手がみくりの
下腹部に触れて来て
ナデナデと下腹を撫でられると

グイっと指を沈められて
揺すぶられると
後ろから軽く首筋に歯を立てられる

「んぁあ、はぁ、んんっ…」
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