第71章 残りの結婚休暇の使い方 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
夕食を終えて
片付けをしながら
後ろから邪魔をして来る
杏寿郎を自分の身体から引き剥がす
「もう、終わってるだろう?」
「杏寿郎はさぁ、
どっちがいいとかあるの?」
出来るか出来ないかの話をしていたのに
今度は性別の話をして来て
「別に俺はどっちでもいいぞ?」
じっとりとした視線を
みくりが杏寿郎に向けて来て
「なっ、どうしてそんな視線を
こっちに向けて来るんだ?みくり」
「いや、何でもない。
杏寿郎には、女の子を望む方が
苦労するだろうなって話」
「男女の産み分けなんて、
迷信じゃないのか?
そんな都合よく出来るのか?」
希望の性別があるのかと尋ねられて
特にないと答えると
俺には女の子は難しいと言われてしまった
意味が分からないと言う顔をして
杏寿郎がこちらを見てるので
「産み分けは出来るよ、仕事場の人で
2人目とか3人目はしてるって人いたよ?
成功率も8割だから、出来なくはないけど?」
「じゃあ、学年に一人は居ただろう?
男3人の兄弟とか女3人の姉妹とか。
そこはどうなんだ?自然に任せた結果か?
そう言うお母さんは大概、女の子が
欲しかったのよとかって言うだろう?」
そう言いながらも
後ろから胸の辺りに触れて来るから
「待って…、夏場だし、汗…掻いてるから。
それに、まだ、洗い物済んでない…ッ」
「暑い時期だし、シャワーだけでいいだろう?」
シャワーだけでいいもなにも
浴びながらしようと杏寿郎に
誘われてる気がするんだけども
生理の間 してなかったから?
したいって気持ちもわかるんだけども
「それって、一緒に
シャワーしながら、濃厚接触するって事?」
「濃厚接触じゃなくて、濃厚…セ…ッ」
杏寿郎がバカな事を言いそうだったので
いう前に口を塞いでおいた
「言うと思った、それっ」
「今、完全に流れが出来てただろう?
なんだ?濃厚じゃなくって、
みくりはあっさりがご希望か?
嘘は良くないぞ?みくり」
「誰の所為なの?それは」
ムッとみくりが顔を顰めて
「俺の所為だとでも言いたそうだな?」
「誰かさんに、あっさりなんて
選択肢なかった気がするんだけどっ?」
「いや、流石の俺も
風呂場ではあっさりだろう?」
洗い物を終えて そのまま
差し出された手に自分の手を乗せると