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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第70章 秘密の個人授業 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ高校生



そう言いながら
みくりがバスルームを指差して

ベッドの上に綺麗に広げられている
コンドームから視線を逸らした

…もしかして いや もしかしなくても

ベッドの上に広げた分を全部使うつもり…
じゃないよな?煉獄の…

ちらっと 顔はバスルームの方に向けたまま

ベッドの上のコンドームを見ると

その数を目視で数えて
ある事に気付いた

あれ?減ってる…?

気のせい…か?

「じゃあ、私は浴衣を
洗濯機に入れて来るから…ッ。
杏寿郎は、そこに…居て…??」

「いいですよ、先生。
俺、全然。浴衣、慌てませんので」

ニコニコと満面の笑みを
杏寿郎がこちらに向けて言って来て

「おい、煉獄、冗談は止せ。
明日まで補習はあるんだぞ?
家に戻らないとダメだろう?
お前はまだ未成年なんだし、
深夜にうろうろさせる訳にはいかん」

兎に角 浴衣を洗濯するからと
ベッドから出てバスルームへと向かった

バスルームの床に散乱している
自分と彼の脱ぎ散らかした濡れた浴衣を見ると

まさか 自分が教え子とこうなるなど…

自分でもそのつもりがあって
合意したにはしたのだが

そう思うととんでもない事をしたのでは…と
後悔をした所で 時を巻き戻したりは出来ないが

ずっしりと濡れて重くなった
浴衣を洗濯機に入れて
モードを選択すると

洗濯乾燥の終了までの時間が120分なので

少なくても2時間は…彼は家に居る事になるから

洗濯機の現在の時刻表示は
22時を少し過ぎた辺りで
これが終わる頃には
日付が変わってしまいそうだ

「なぁ、煉獄。親御さんに私から
事情を適当に説明するから。
着替えを持って迎えに来て貰うか?
流石に、そんな時間まで…お前を
このまま家に引き留めておくのも…」

「ああ、先生。その事でしたら
ご心配なく。今日は俺は
不死川の家に泊まって居るので。
不死川の家はこの辺りですし、
家へは明日の始発で帰りますから」

始発??

そうだ 煉獄は電車通学だった

「終電…」

「そうです、その時間には無くなってます。
先生、今晩、お世話になってもいいですか?」

は?え?泊まる?

「泊まる…のか?家に?」

「ええ、だって、今からじゃ
それ、間に合いませんし」

それと言って洗濯機の中で
注水を始めていて
水の中に沈んでいる
自分の浴衣を指差して来て
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