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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第70章 秘密の個人授業 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ高校生



煉獄から集合場所と集合時間と
連絡用にLINEの友達登録をして欲しいと
そう言われたので

「ああ、LINEか?仕事用の
LINE@の方ならいいぞ?」

LINEのアカウントは
1つしか取得できないので
仕事用とプライベート用に
アカウントをLINE@で使い分けていたので

煉獄に仕事用のLINEで
友達登録して置いた

こっちの仕事用のLINEは
対応する時間を設定できるので
夜中には応じないとかも
細かく設定できるから助かっている

納得の出来なさそうな煉獄に
仕事用のLINEで友達登録して
トークルームにスタンプを送信すると

「普通のLINEみたいに、
個人のやり取りも出来るんですね」

「ああ、夜中は返事しないがな。
さて、定刻になったから始めるか?」

補習授業を始めて
ホワイトボードを埋め尽くしてしまって

最初に書いた辺りを消すかと
みくりが思いながら
ホワイトボードのイレーザーに
手を伸ばすとコロンと
イレーザーが床に転げ落ちてしまって

みくりが落ちたイレーザーを
拾い上げて顔を上げると

頬杖をついて煉獄がウトウトと
舟をこいで居眠りをしてるのが見えて

その整った 寝顔に見惚れてしまっていた

煉獄が昼寝するなんて珍しい…な

昨日は居眠りをしていたのを
煉獄に見られて居たのだ
見つめ返しても文句はあるまい

それにしても まつ毛長いな
こちらとしては素のまつ毛で
これだけの長さがあるなんて
裏山しい限りではある

「煉獄、ここまでの内容は
ノートはとれているか?」
そろそろ続きを書きたいし、
消したいんだがな」

みくりのその言葉に
杏寿郎がはとして
パチッと目が合ってしまった

「どうしたんだ?煉獄、
居眠りなんて初めてじゃないのか?」

「すっ、すいません、先生。
お恥ずかしい話なのですが、
遠足の前の日の子供みたいに
なかなか寝付けなくて…」

そう恥ずかしそうにしながら
杏寿郎がこちらに言って来て

「そうだな、花火も随分と
長らく観に行けて無かったしな。
浴衣だってタンスの奥に
押し込んだままだったからな。
しまわれたままなるよりは、
浴衣としての仕事も果たさせてやらねばな」

ふんわりと穏やかな笑みを
みくりが杏寿郎に向けて来て
驚いた様な顔をしていたから
私の言った言葉は彼からすれば
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