第68章 7月のある週末の話 後編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
確かに跡は残さないだろうが
こちらに彼の独占欲を
ひしひしと感じさせるには十分で
自分が彼の物なのだと
私に知らしめて来るから
杏寿郎の物…と心の中で
それを言葉にすると
ゾクゾクと身体が震えるのを感じる
トン…と杏寿郎が
窓に付いているみくりの手の隣に
自分の手の平を付くと
「いい眺め…だな?そうは思わないか?」
「んんっ、でも…」
「そうだな、誰かに見られてるかもな…?」
そう耳元で杏寿郎が囁いて来て
グチュっと蜜口に亀頭を押し付けて来る
「こんな所で、
こんな事…しようとしてるもんな」
「そう言うんだったらっ、…やめ…てっ」
グチュグチュと溢れる愛液を
自分の亀頭に擦り付けながら纏わりつかせて
グッと押し付けて来るから
「んぁあ、挿い…ちゃう…からッ
んぁ、あぁあん、…ダメッ…んぅ」
「そうだな、挿いってしまいそうだな…」
挿ってしまいそうも何も
挿れようとしてるのに?
ズヌヌッ…と杏寿郎の亀頭が蜜口を
押し広げて押し入って来るから
「んやぁ、ここじゃ…なくてっ…」
「手短に…なら、いいだろう?」
羞恥心からかここでの挿入は
みくりとしては避けたい様だったが
折角こんな所でこんな事そうそうに
出来る状況にはならないだろうしな
ズン…っと自分のモノを
みくりの中に沈めて行く
「やぁあぁんっ、あぁ、ん、ダメッ
やぁ、杏寿郎っ、んあぁ、見られちゃうからっ」
「見られたとしても、分からないだろう?」
ズルズルとギリギリまで自分のモノを
一度沈めた中から引き抜いて
ズン…っとみくりの腰を掴んで
先程よりも奥まで沈め込む
「ふあぁ、ああぁ、んはやぁあああぁんっ」
「嫌…な割には、いい声が出てるぞ?」
見られてるかも知れない…って
前にテラスでした時もそうだったけど
杏寿郎…誰かに見られたいとか…あるのかな?
「はぁ、んんっ、杏寿郎は…んんぅ、
見られても…っ、んぁあ、いいの?」
ズンッと後ろから突きあげられて
みくりが弓なりに身体をしならせる
「綺麗…だな、君は…ッ」
「杏寿郎?んぁあん、何っ
言ってんの、やぁあんっ、んぁはぁん」
「見せつけても…やりたくもなるかもな?
譲るつもりはないが、
独り占めも良くないだろう?」
ってそれ どんな理屈っ??
「あぁんっ、バカァ」