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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第67章 7月のある週末の話 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ 



麻理恵先輩がこのクインテットでの
結婚式のプランの為にデザインした
神南港市の街と海をイメージした
鮮やかなマリンブルーのカラードレスを

みくりの方へ見せて来て

「どう?みくりちゃん、
今回の、ドレス。自信作よ?
まぁ、私はいつも自信作しか作らないけどね?」

「自画自賛…」

麻理恵は自分のドレスの出来に
自信があるらしくそう言って来るが
妹の樹奈はその麻理恵の様子を
冷たい目で見つめながら漏らした

「さっきの樹奈だって、
自分の歌がいい感じって言ってたでしょ?
自画自賛なのは、お揃い姉妹でしょ?」

プイっと樹奈が麻理恵から視線を逸らして

「でも、今日は挙式の時に
みくりちゃんの為に歌えるから。
でも、お姉ちゃんが言ってくれたんだよ?」

「ちょっと、樹奈。要らない話しないのっ
ささ、あんまり時間もないし、サイズ
どうかしら?あのドレスと一緒のサイズで
作ってるけど。ウエスト、キープしてくれてるし」

最終的な調整をするからと
フィッテングをして
あのアクアトピアの時の様に
待ち針をシルエットを調整しながら打って

「はい、脱いで。
じゃあ、先にヘアとメイクして貰ってて
私は、あっちで最終調整するから」

とドレスの無いままで
麻理恵がそうクインテットの
ブライダルスタッフに指示をして行ったので

フェアでのスケジュールは決まってるから

出航してしばらくして
撮影にベストな背景の
ポイントに差し掛かる辺りで
挙式をする事になって居るから

麻理恵先輩の仕上がりを悠長に
待って居られる余裕はないので

私は 今 ブライダルインナーの上に
バスタオルを巻き付けただけの
何とも言えない様な格好で
メイクを受けているのだが

髪の毛もアイロンで巻かれて
サイドアップに整えられる

部分的に編まれた三つ編みには
ブルーのリボンが一緒に編み込まれていて
ブルーのリボンの蝶々結びと
アクセントの白いパールのピンを刺される

さっきのドレスも
上半身は肩の無いデザインで
豪華な金糸の刺繍がマリンブルーの生地に
ふんだんに施されていて
その刺繍の随所随所にパールがあしらわれている

腰で一度シルエットがしまって

ボリュームのあるスカートになっていて

多段のボリュームのあるフリルが
折り重ねる様なスカートになっていて

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