第67章 7月のある週末の話 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
この恐ろしい程のフィット感を
俺がこうして感じて居る様に
当の本人である彼女の方も
同じ様に感じて居る様で
「んぅ、ぁあ、ん、はぁ、中ぁ、
溶けちゃいそう…んぁあっん」
俺が自分と彼女の境界線を
見失いつつある様に
同じ事を感じている彼女を見ていると
スッと自分手を彼女の手に重ねて
そのままギュッと指を絡めて握り込む
「ふぁ、やぁ、んっ、手っ繋いだらぁ
んぁあぁんっ、良すぎ…ちゃう…からぁ、んぁ」
ズンッと手を握られたままで
杏寿郎が奥まで自分のペニスを
沈め込んで来て
「っふ、ひっぁ、んんぁあぁんっ、
はぁ、んんっ、あぁ、ぁあああああぁうッ」
ギュウウッとその状態で
射精を促す様に強く締め付けて来るから
「…っ、ハァ、…そんなに、
締め付けないでくれないか?みくり。
あまり、俺を煽っても、君が損するだけだろう?
そうだろう。みくり、違うか?」
ズルズル…とギリギリまで引き抜かれて
ズンッと奥まで一気に貫かれる
「ひゃぁあんっ、あぁんっ、んぁ」
「みくり」
グイっと身体を起こされてしまって
向かい合って座る恰好になる
「杏寿郎…?んっ、はぁ…んっ」
そのまま まだるっこしい様な
浅い抜き差しを繰り返されてしまって
スルッと腰に手を回されて
ナデナデと腰を撫でられる
腰の中が溶けそうなそんな感覚を感じて
杏寿郎で 溶けたお腹の中を
かき混ぜられている様な
そんな感覚と快感に溺れる
「んぁあぁん、はぁ、んんっ」
自分のいい場所に杏寿郎のが欲しくて
無意識に大きく背を反らしてしまって居て
そのまま倒れない様に杏寿郎が
私の腰に腕を回して支えてくれる
畳の上に足の裏と
身体の後ろ側で付いた手の平で
自分の体重を支えていると
グイっと杏寿郎が浮かせていた腰を引いて来て
そのまま 彼の腕の力で
腰をスライドさせられてしまって
間接的な律動を送って来る
「んっ、んっ、はぁ、あぁ、
んんっ、あぁああぁんッ」
ギュウウっと杏寿郎が
みくりの身体を抱きしめて来て
そのまま 座っていた体勢から
身体を畳の上に戻されてしまって
「落ち着いた」
そうボソッと自分だけに
聞こえる様な声で杏寿郎が呟いて
何がどう落ち着いたのか
良く分からない状況だったんだけども
ズン…っと奥まで彼が突き上げて来て