第67章 ７月のある週末の話　前編　お相手：煉獄杏寿郎　現パロ　

そう杏寿郎がコーヒーを
飲みながら言って来て

先月と言えば　６月だけど

「先月の１１日から１２日に掛けてらしいぞ？
浜名湖、６月１１日　パーティーで検索するといい」

「え？パーティーしただけで
事件になる訳なの？どうして…ってこれっ」

その日に何がその辺りであったのかと
スマートフォンで検索すると
ちょっととんでもない情報が出て来て

「いやいやいやいやっ、ええっ、
これ、ヤバ過ぎる、てかカオスじゃん？」

「どんな状況なのか、想像が
俺にも付かないんだがな？
いや、このコロナの再燃してる中で
良くまぁ、それだけの人数を集めたなぁと」

「こんな浜名湖の情報は要らないから、
これの情報を頂戴っ、車エビ掬う方の！」

そう言いながらみくりが
船から車エビを浜名湖で掬える事の
情報が欲しいと言って来て

杏寿郎が自分のスマートフォンで
浜名湖について検索する

「うなぎパイ…有名だろう？浜名湖と言えば」

浜名湖のお土産の定番だけどさ

うなぎパイ

夜のお菓子…って
パッケージにも書いてあるけども

うなぎパイ美味しいけども

夜のお菓子…

「ああ、これか？浜名湖のえびすき漁。
料金は、大人３名までで２万７千円だな」

船を１隻チャーターする感じだから
そんな物なのかな？

「釣り船とか乗った事ないから、
相場が分からないんだけど、どうなの？」

「えびすき漁は、
５月から１０月までらしいぞ？」

「ねぇねぇ、杏寿郎。浜名湖で、鰻食べて
浜名湖パルパル行って、車エビ掬いたい」


ここから高速利用で３時間ちょっと

早めにお昼に　浜名湖の名物の鰻を食べて

午後からは浜名湖パルパルで遊んで

夜はえびすき漁体験…か


「もう、プランまで決まってるのか？
君の中では、浜名湖観光の。
とりあえず、夏休みは多そうだがなぁ。
８月の予約が取れたらだな、浜名湖は」

「高速の運転、交代するから。
でもあの辺りも田舎の道ぽいから
車線が多く無かったら、私も運転出来るから」

遠距離のドライブになるので
交代で運転をしようと申し出て来るから

「ちゃんと、美味しいお醤油持って行くから」

あ　もう　脳内で
車エビをその場で食べる算段をしてる様で

「文字通りの踊り食い…か。
確かに獲れたての最高鮮度の、
車エビの刺身は旨いだろうな。
よし、行くか？浜名湖」