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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第66章 あるカップルの週末 お相手:不死川実弥 現代パロ



「はい、どーぞ」

そう言って不死川の
口の中にソフトクリームを入れると

その不死川の唇に付いた
溶けたソフトクリームを
ペロッとみくりが舐め取って

ふふふっとしてやったりな笑みを
浮かべて笑っていて

みくりの手から
プラスチックのスプーンを
不死川が奪い取る様にして取ると

「バッカ、お前ッ
外で、んな事してんじゃねぇ」

「ソフトクリームをおすそ分け
しただけだもんっ」

悪い事はしてないと
言いたげにしてみくりが
不死川に訴えかけて来る

「お礼してやらァ、
折角、食わしてもらったかんな。
俺からも、食わしてやるぜぇ」

ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら
不死川がそう言って来て

スプーンで 到底一口には
多すぎる位にソフトクリームをすくうから

「しっ、不死川さんッ
多いっ、多いですってばっ。
そんな一口に食べれなッ…いっ」

「ホラよ。口…、開けろォ」

大きな口を開けても
ひと匙には多すぎる位だから

口の周りを汚してしまいそうだと
思いながら 遠慮した大きさの口を開くと

「みくり。もっと、
でけぇ口、開けろォ。
んな小ぃせぇ、口じゃあ
入らねぇだろうがよ?」

何か取りようによっては
ソフトクリームを食べさせようとしてる
シーンじゃない様な誤解を招きそうな

そんな事を言いながら

大きな口を開く様に促して来るから

あーーーんッと

自分に開ける 精一杯のサイズの
大きさの口を開くと

ひんやりとした甘い物が
口の中に入って来て

でも あれだけ大きな一口分は

どうにも私の口には入り切らなくて

べったりと口の周りが
ソフトクリームだらけになってしまって

「こんなに、汚しちまって。
お前はソフトクリームも
ちゃんと食えねぇのかァ?
全く、…しゃーねぇヤツだなぁお前はよォ」

嘘 嘘 嘘

私がちゃんと 一口で
食べられない量をすくって来たクセにっ

口の周りを汚している
ソフトクリームの溶けた奴を
不死川に綺麗に舐め取られてしまって

そのまま ちゅう…と
唇に吸い付かれる

「んっ、不死川…さぁ、んッ、
ソフトクリーム、溶けちゃう…ッ」

時間が経って 溶けて来た
ソフトクリームがみくりの
指を濡らして伝うのを

「こっちもか?」

「綺麗に…してくれる…の?不死川さんが」

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