第65章 2人の小さな七夕を お相手:煉獄杏寿郎 現パロ Rー15
「だって…声ッ、出ちゃうからっ」
「俺が…、聴けないだろう?」
そう言いながら
こちらが口を塞いでる手を
声が聴きたいと 剥がそうとして来るから
「んっ、ダメ…ッ、
ふ、はぁ、ん…ッ、聞こえちゃうッ」
そう 遠慮しがちな小さな声を
混ぜながらも みくりが
杏寿郎にそう訴えかけて来て
浴衣を留めていた
紐も解かれて 合わせが開いて
その隙間から
杏寿郎が手を滑り込ませて来て
スルッと杏寿郎の手が
みくりの腰のラインを撫でる
「んっ、ん゛ぅ…」
口を塞いでるから
漏れるのは呼気に混じる
くぐもった喘ぎの一部だけで
腰をナデナデと撫でながら
その手が前に回って来て
指先をへそとその周囲の肉に
埋める様にして沈めて来る
へその凹みを指先で
くすぐる様にして弄って来られて
そのへその刺激がお腹の中を通って
アソコに伝わって来るから
「ふぁ…んぅ、…ダ…メッ…おへそ…」
口を塞いでいた手の指に
少しだけ隙間を作って
みくりがそう訴えて来る
「で、どうするんだ?みくり。
このまま普通にするのと、
これ、使って自由を奪われて
俺に好きにされるのと、どっちがいいんだ?」
そう杏寿郎が
あくまで選択権はこちらにあると
言いたげにしながら
耳元でとんでもない事を囁いて来て
えっと…それは
このままするのと
さっきの紐で縛られるのと
どっちがいいのかと 言う意味で
ベロっと杏寿郎が舌が
みくりの首筋を這って
這わされた舌が
生き物の様に首を這いまわる
「んっ、ふ…はぁ、んっ…んっ」
控え目な喘ぎが口から漏れて
そのまま首筋に舌を這わされつつに
杏寿郎の手が腰に当てられて
さわさわと小さな円を仙骨の位置を
中心に撫でつけて来て
ふるふると目に涙を浮かべて
みくりが首を左右に振って来る
「どうしたんだ?
まだ、決められないか?」
「んっ、やっ、ん、杏寿郎の…ッ、
意地悪ぅ…ん、あぁんっ、んぅ、はぁあァん」
ちゅう…と頬に杏寿郎が
優しくキスをしながらも
グイグイと腰に当てた手を
仙骨の位置に押し付けて来て
「意地悪?そうでもないだろう?
俺はいつも、君に優しくしてる
つもりなんだがな。足りなかったか?」
そう 優しさが足りなかったかと
杏寿郎が聞いて来て
しつこく 人の弱い所ばっかり